Step3リフォームの提案プランを検討する

リフォーム店を数社に絞り込んだら、リフォーム店に実際に家の状態を見てもらう現地調査を依頼しましょう。現地調査後、リフォーム店から見積り額や設計プランの提案があります。これまで漠然と描いていたリフォームの夢が、形となって見えてくる瞬間ですね。自分たちが思い描いたリフォームのイメージがどのように実現できるのか、それにはいくらかかるのかを知り検討するステップです。

現地調査では何をするの

現地調査とは、リフォーム現場となるご自宅を見て、寸法や構造などを確認し、お客様が希望するリフォームが可能であるか、工事をするにあたり何か問題や差し障りのあることはないかを調査することです。「現場調査」といったり、「現調」と略すこともあります。お客様の要望やリフォーム後の暮らしについてヒアリングをしたり、現場の状況を正確に確認するために写真を撮ることも。調査結果を踏まえ、リフォーム店は正式な見積り金額やプランを作成します。

現地調査ではリフォーム店の営業担当者またはプランナーがお宅に訪問。専門知識のある施工担当者が一緒に訪れることもあります。

現地調査にかかる時間

※お客様のお宅やリフォームの規模によって時間は異なります

現地調査って必要なの？

知らない人が家に来るのは不安かもしれませんが、リフォームの場合、電話やメールだけでプランを提案してもらうことは難しいもの。実際に家の状態を見てもらうことで、できることとできないことやリフォーム費用が明らかになり、リフォーム成功への確かな一歩につながります。夢のリフォームプランの実現のために、ぜひ現地調査をしてもらうようにしましょう。

TOTOのリフォームサイトのお店紹介ページには、スタッフの写真が載っているお店もあります。あらかじめ顔写真が見られると安心ですので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。

現地調査の前にどんな準備が必要？

「現地調査に備えて、片付けしておかなくちゃ」という方、心配はご無用です。いつも通りの状態でリフォーム店を迎えてください。そのほうが、普段のお困りごとや使い勝手についてのご要望がリアルに伝わります。そして、現地調査では、自分たちの要望と家族の現状をしっかり伝えるようにしましょう。具体的には、築年数、工事の希望時期、リフォームの予算、家族構成とそれぞれの生活リズム、普段の生活で困っている箇所、掃除の好き嫌い、デザインの好みなど。うまく伝えられなかった場合でもリフォーム店が上手に聞き出してくれるので心配はいりません。また以前の図面を持っている方は、当日リフォーム店にコピーを渡しましょう。

提案プランはどう検討すればいいの？

まずチェックしたいのが、要望がきちんと提案プランに反映されているかです。さらに、伝えた内容以上に、プロならでは提案が盛り込まれているとなお良いですね。提示された見積り金額だけでなく、プランの中身もじっくり確認しましょう。

そのほか、見積書や提案プランについて丁寧に説明してくれたか、都合の良いことばかりではなく各プランのメリットやデメリットを正直に伝えてくれたか、完成イメージを描けるよう、図面や3Dパース、事例集を使ってわかりやすく説明してくれたかどうかも、リフォーム店を見極める重要なポイントです。

見積書の見方

予算オーバーの際、どんなふうに調整したらいいの？

「要望を全部盛り込んだら、驚くほど予算がオーバーしてしまった…」というのはよくある話。予算がオーバーしてしまったら、改めて実施したいことに優先順位をつけてみて。あるいは、商品を削ることなくグレードを落としたり、工法を変更することで金額を抑えることができるかもしれません。遠慮せずリフォーム店に相談してみてください。