

アイランドキッチンの持つ開放感や、おしゃれな雰囲気に憧れますよね。その一方で、「後悔した」という声もみられ、迷っている方も多いのではないでしょうか?この記事では、アイランドキッチンのメリットやデメリット、設置してから後悔しないためにあらかじめ知っておきたい5つのポイントについて解説します。おしゃれで機能的なキッチンを目指しましょう!
目次
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アイランドキッチンとは、調理スペースやシンクが「アイランド(島)」のように独立したレイアウトのキッチンを指します。対面型キッチンの一つで、壁に接する面が全くないのが最大の特徴です。
複数人で調理するのにも最適なため、家族や友人とのコミュニケーションを取りながら料理を楽しめるのが大きな魅力!開放感のあるおしゃれな空間を演出できますが、基本的には大型のキッチンのため、ある程度の広いスペースが必要な点に注意してくださいね。
アイランドキッチンは、おしゃれな空間になること以外にも多くのメリットがあります。「アイランドキッチンにしたい!」と思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
◎アイランドキッチンはこんな人におすすめ
・家族とのコミュニケーションをもっと活発にしたい
・来客のたびに、キッチンで寂しい思いをしている
・リビングの様子をみながら調理したい
・自分の好きなデザインやレイアウトにこだわりたい
アイランドキッチンの最大の魅力は、仕切りがないため開放的な空間にできることです。リビングやダイニングとシームレスにつながるため、広々とした空間に!小さな子どもやペットがいる場合は、様子を見ながら調理ができるため安心ですよ。
アイランドキッチンは開放感があるため、家族やゲストとのコミュニケーションが自然と生まれます。リビング・ダイニングと一体になったキッチンでは、料理をしている人が孤立することがぐっと減るためです。リビングにいる家族やゲストと会話を楽しむ時間が増えるきっかけになりますよ。
アイランドキッチンには壁がないため、リビング・ダイニング、どこからでもアクセスできるのも魅力!配膳や片付けなども、きっと楽に行えますよ。また、動線がスムーズになることで、家族やほかの人に「ちょっと手伝って!」とお願いしやすくなるのも、嬉しいポイントですよね。
アイランドキッチンは壁がないため、複数人でもスムーズに作業できます。従来型のキッチンレイアウトでは動線が一本に限られており、複数人で作業すると窮屈になりがち……。しかし、アイランドキッチンは動線が円形になるため、家族や友人と一緒に料理を楽しめますよ。
アイランドキッチンのもう一つのメリットは、レイアウトの自由度が高いことです。キッチンの向かい側をカウンターとして活用したり、ダイニングテーブルを隣接させたりと、空間に合わせてさまざまな配置ができます。自分のライフスタイルや好みに合わせたキッチン空間を実現したい方にもぴったりです。
魅力の多いアイランドキッチンですが、「後悔した」という声もみられます。アイランドキッチンのデメリットを紹介するので、設置を検討する際の参考にしてください。デメリットを知れば、対策も立てやすくなりますよ。
アイランドキッチンを設置するには、ある程度の広さが必要です。壁付けキッチンと異なり、両サイドに人が通るためのスペースを確保しなければなりません。
十分な広さがない場所に無理に設置すると、部屋全体が狭く感じられ圧迫感が出てしまうケースも。動線が悪くなり、かえって使い勝手が悪くなってしまう場合もあります。
アイランドキッチンは、料理中の臭いや油跳ねがリビング・ダイニングに飛散しやすいのもデメリットの一つです。リビング・ダイニングの家具やカーテンにも臭いや汚れが付着しやすく、掃除の手間が増えることも。
アイランドキッチンの場合、防火のためにIHクッキングヒーターを設置する場合も少なくありません。IHはガスコンロに比べ上昇気流が弱いため、換気扇をつけてもうまく吸いきれず、臭いや煙が充満しがちです。
アイランドキッチンは、壁付けキッチンと比べて収納スペースを確保しづらいという欠点もあります。壁面に設置できる吊戸棚や背面収納が限られるため、収納不足になることも珍しくありません。
さらに、アイランドキッチンは周囲から丸見えになるため、こまめに整理整頓をしないと来客時などに散らかった印象を与えてしまう可能性があります。
アイランドキッチンは、ほかのレイアウトと比較して価格が高くなる傾向があります。壁に接する部分がなく、キッチン本体の4面全てに化粧パネルを取りつける必要があるためです。
予算にあわせて素材を選んだり、オプションを絞ったりするなど、計画的に選択することが求められます。

アイランドキッチンを設置する際に、あらかじめ知っておきたいポイントについて紹介します。アイランドキッチンを快適に使うポイントが詰まっているので、要チェックです!
アイランドキッチンでは、通路幅の確保が非常に重要です。快適に使うためには、最低でも80cm以上、できれば90cm以上の通路幅を確保するのがおすすめですよ!また、シンク・コンロ・冷蔵庫を結ぶ「ワークトライアングル」を意識した配置にすれば、より効率的な動線が生まれます。
調理中の油跳ねや水はねが気になる場合、飛散防止パネルの設置を検討してみてください。コンロ周りにパネルを設置することで、壁や床への汚れの付着を大きく減らせます。また、パネルは程よい目隠しにもなるので、キッチン全体が丸見えにならず、部屋のおしゃれな雰囲気を損ないません。
臭いを防ぐために、高機能な換気システムを設置したり、窓の位置を調整したりするのがおすすめです。とくにIHの場合には、キッチンのすぐ上に大きな換気システムを設置することで弱点をカバーできます。また、料理をする前に換気扇を回しておくことで空気の流れが生まれ、臭いが広がりにくくなるので、あわせて実践してみてください。
アイランドキッチンは収納を設けづらいため、スペースを最大限に活用する工夫をするのがポイントです。基本となる収納場所は、コンロ・シンク・調理スペースの3つ。これらのスペースを有効活用するために、何を収納するかを具体的に想定しながら、収納の幅、奥行き、形状を検討してください。床下収納や背面収納を活用すれば、さらに収納スペースを確保できますよ。
壁に接しないアイランドキッチンは、コンセントの設置が難しくなります。後から延長コードを追加しなくてすむよう、調理家電を使いたい場合は、あらかじめ必要なコンセントの数を把握しておくことが大切です。また、コンセントを設置する場合には、床下かキッチン側面になるケースが多いことも覚えておいてくださいね。

アイランドキッチンのリフォーム事例を、費用別にみてみませんか?リフォームを検討している方は、ご自身の予算にあわせてアイランドキッチンのイメージを膨らませてくださいね。

ペニンシュラキッチンは、キッチンの片側のみが壁に接しているキッチンレイアウト。アイランドキッチンの開放感と、壁付けキッチンの省スペース性という、両方の良い点を兼ね備えています。
また、コンロの前にのみ壁を設置して油跳ねを防いだり、調理台の手元がリビング側から見えないように壁を少し高くしたりするなど、必要に応じてカスタマイズできる点も魅力ですよ。
アイランドキッチンを設置して、おしゃれな空間にしたい!という人におすすめのTOTO商品を紹介します。

無駄なく動ける動線や、メンテナンスのよさ、そして上質な美しさを実現する「THE CRASSO(ザ・クラッソ)」。アイランドキッチンのデメリットでもある収納不足を解消する大容量の収納を備えています。さらに、除菌やヌメリ防止に効果を発揮する「きれい除菌水」生成器や、汚れがたまりにくい構造のスクエアすべり台シンクなども搭載。TOTOの最新機能が盛り込まれた、おしゃれと便利さが同居する商品ですよ。
◎ポイント
・TOTOの最新機能が盛り込まれている
・扉デザインは60種類もあり、リビング・ダイニングのインテリアと統一感を出せる

シンプルで使いやすくお掃除しやすい「mitte(ミッテ)」は、大容量の収納を備えているだけなく、10年間ファンのお手入れが不要な換気扇「スーパークリーンフード」も搭載。開放感と便利さを兼ね備えながら、多彩のカラーやデザインから選べるキッチンで、あなたらしいアイランドキッチンを実現しましょう。
◎ポイント
・制限の多いマンションでも対応できる
・工事費用を抑えられる
おしゃれで開放感のあるアイランドキッチンに憧れますよね?メリットはたくさんありますが、選ぶ際や設置の際に注意した方がよいポイントについて知っておくことが大切です。臭いや煙が充満しやすいことはデメリットではあるものの、高性能の換気扇を設置することで解決できます。実際に使用することをイメージして、理想のアイランドキッチンを見つけましょう!
TOTOでは、数多くのアイランドキッチンを販売しています。アイランドキッチンのデメリット面を解消できる高機能のアイテムを取り揃え、快適に利用するためのプランを提案いたします。もちろん、多彩の素材やカラーバリエーションをご用意していますので、おしゃれなアイランドキッチンをお探しの際には、ぜひTOTOにご相談ください。
記事作成日:2025/1/30
※このページに書いてある内容は記事作成日時点のものです
リフォーム後の暮らしが見られる写真がいっぱい!


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