小田急電鉄
利用者に配慮した、「ゆとり」のおもてなしトイレ
新宿駅のトイレをリニューアル
新宿駅構内トイレについては、社内にトイレ改修のためのワーキンググループを作ったのがスタートです。技術スタッフの他に、普段から車いすを使っている社員をはじめ、清掃メンテナンスやロマンスカーの設計スタッフなどがメンバーに加わり、話し合いを重ねていきました。
ワーキンググループで、「小田急らしさって何だろう」と話し合った結果、「ゆとりを持てるトイレ」を目指すことになりました。急いでいる時間の中であっても一瞬立ち止まれるような、ゆとりのあるスペースを作りたいと考え、その思いを形にしていきました。
また小田急電鉄ではIoT事業にも力を入れており、「小田急アプリ」を使うと、トイレのブースの混雑状況が確認できます。新宿駅のトイレの入り口に設置したモニターでは、個室ブースの空き状況が一目でわかります。
- 写真左)門石 崇さん
小田急電鉄株式会社
工務部課長(建築) - 写真右)立山仁彰さん
小田急電鉄株式会社
工務技術センター(建築担当)技士
小田急らしさを追求した結果「ゆとりを持てるトイレ」に進化
女性トイレの洗面・パウダーコーナー。椅子も置かれた洗練空間。季節や時間に合わせた自動調光が施されている。
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洗面台からオストメイトまで、カウンターが同じ高さで、荷物が置きやすくなっている。
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子どもの成長ステップを配慮した子どもトイレ。ブースの外側から見守れるよう窓もついている。
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写真左)おむつ替えコーナー。横に手洗い器が設置してある。
写真右)は女性専用の授乳室。大きな鏡があり、授乳後の身だしなみを整えられる。 -
男性トイレ。小便器コーナーはカーブが描かれると同時に間仕切りが設けられ、プライバシーに配慮。
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キャリーバッグを一時預けできる「バゲッジポート」を採用。置き場所を設けることで、個室ブースの壁の破損防止にも役立つ。
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トイレの入り口には空きを知らせるディスプレイを設置。
小田急線電鉄新宿駅西口地下改札内トイレ
駅連絡口の改修工事に伴い、トイレエリアを従来の2倍以上に広げて全面改修。男女とも便器数が増え、すべてのブース内にL型手すりが標準装備された。
交通施設関連の法改正ポイント
詳しい内容は、
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バックナンバー
- Vol.1 飲食店特集
- Vol.2 おもてなしトイレ特集
- 特別号 おもてなしトイレ特集(取り組み事例紹介)
- Vol.3 宿泊施設特集
- Vol.4 観光地のおもてなしトイレ特集