リスクマネジメントシステム(※)で抽出した重大リスクの中で、環境汚染に関わる「環境に関する規制」を環境リスクとして位置付け、安全安心な社会の実現に向け、環境リスクの未然防止活動を継続的に推進しています。
法令等遵守状況
環境マネジメントシステムの推進により、汚染の未然防止に努め、法規制遵守はもとより自主管理基準値を定めて、環境負荷の低減と汚染の未然防止に努めています。
環境法令違反件数 ※TOTOおよび国内外の連結子会社において、規制当局より罰則や処分を受けた件数
| 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
| 日本 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 海外 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
環境法令統括部門の取り組み
環境法令を担当する法令統括部門が、各部門の法令順守活動をモニタリング・監査し、違反に対しては是正処置対応を行っています。
汚染物質管理
TOTOグループは汚染防止への取り組みを強化するため、SOx・NOx・ばいじんの排出量低減を目指しています。 また、日本国内における水質総量規制制度対象の工場では、総量を一定以下に保ち水質の保全を行い、PRTR法対象物質に関しては、使用量、排出・移動量を調査と化学物質の適正な管理を行っています。
生産活動による環境負荷物質の排出量を抑制する活動を継続して実践していきます。
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
| 排出量(t) | 22.2 | 31.2 | 29.9 |
廃棄物管理
事業活動に伴う廃棄物全般について、環境マネジメントシステムおよび法律に基づき、減量・再資源化と適正処理を徹底することで資源廃棄を抑制しています。
ダイオキシン類の対策とPCB処理の推進
・ダイオキシン類対策
TOTOグループで1台稼働していた工場内の焼却炉については、使用廃止届出(2012年2月)済みです。
・PCB処理の推進
関連法に則り、高濃度のPCB(5000mg/kg超)を含有したトランス、コンデンサーおよび、安定器などの電気機器等を適正に管理し、中間貯蔵・環境安全事業(株)の処理計画をふまえながら、処理期限である2023年3月末までに、849台の処分を行い、高濃度のPCBの処分はすべて完了しました。低濃度のPCB(0.5mg/kg超で5000mg/kg以下)で汚染された電気機器等についても、PCB分析によりPCBの含有が判明次第、遂次処分を行っています。
有害化学物質削減への取り組み
・商品に含有する有害化学物質の削減
お客様に提供するすべての商品について、法規制(化審法※1や安衛法※2等)や市場からの要求などに基づき、含有される有害化学物質を削減することで、人体や環境に影響を与える化学物質の影響を最小限に抑えるように取り組んでいます。
また、TOTOグループへ納入される商品・部品等についても同様に、商品に含有される有害化学物質を適正に管理するために、サプライヤーの皆様と連携してグリーン調達を推進しています。
※1「化審法」:化学物質の審査および製造等の規制に関する法律
※2「安衛法」:労働安全衛生法
・商品から放散するホルムアルデヒド、VOC(揮発性有機化合物)の低減
TOTOでは、シックハウス症候群の原因物質といわれるホルムアルデヒドやVOCの放散に対して対策を行っています。2002年の建築基準法改正により、ホルムアルデヒドとクロルピリホスが規制されたことに対応し、TOTOではホルムアルデヒドについては、対象となる全ての商品に、ホルムアルデヒドの発散が極めて少ない建築材料区分最高等級(F☆☆☆☆)の材料を使用しています。また、クロルピリホスは一切使用しておらず、含有する材料は使用禁止としています。
また、2009年に建材・住宅設備業界で自主的に基準の定められた、4VOC基準(トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン)にも対応しており、基準適合商品には「4VOC基準適合(木質建材)」の表示を行っています。また、基準値の改訂にも対応してまいります。
・空気浄化性能による環境貢献(ハイドロテクト)
ハイドロテクトは光触媒を利用し、光や水で地球も暮らしもきれいにする環境浄化技術です。建物などをきれいに保ち続けるセルフクリーニング(汚防)効果や工場や車から排出される窒素酸化物(NOx)を除去する空気浄化効果などを発揮します。
TOTOグループ内への浸透
廃棄物削減など具体的な取り組みについて、全グループ員を対象とした共同学習を年に1回実施しています。学習後は職場ごとにディスカッションを行い、参加者がその内容を自分ごととして捉えることで、理解を深め、実践につなげることを目指しています。
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