
TOTOが持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいる3つのテーマ「きれいと快適・健康」「環境」「人とのつながり」の中から、今回は「環境」について具体的な取り組みをご紹介していきます。

TOTOの商品は、お客様の毎日の暮らしの中で、長期間にわたってお使いいただくという特徴があります。そのため、商品のライフサイクル(原材料調達~製造~販売~物流~使用~廃棄ほか)という視点で捉えると、商品をお使いいただく段階における節水や省エネが地球環境への配慮に大きく貢献します。
このような理由により、TOTOグループでは、事業所における省エネや再生エネルギー導入などに加えて、商品開発における環境配慮設計と、それに基づく商品の普及に努めています。

地球上には多くの水があります。しかし、実際に人が生活に利用できる水は、そのうちのわずか0.01%※。TOTOは、水まわり商品を提供する企業として、節水性能が高く、かつ快適に使用できる商品を世界中に普及させていくことで、水消費量を削減し「水資源の枯渇」という課題に対応していきます。
※出典:国土交通省「令和5年版 日本の水資源の現況」
毎日繰り返し使うトイレは、少量の節水でも大きな効果につながります。でも、我慢するだけの節水は続きません。そこでTOTOは、素材となる陶器の焼成技術を高め、汚れにくくてお掃除しやすい便器を開発。少ない水でもしっかり流して、きれいを保ちます。現在「ネオレスト」では、1回あたりの洗浄水量がわずか3.8Lと大幅な節水を実現しました。
このような技術を日本だけではなく、創立者の「健康で文化的な生活を提供したい」という志と共に、海外にも広めています。


TOTOの多くの商品は使用期間が10年、20年、またはそれ以上と長く、ライフサイクル全体で見ると、商品をお使いいただく際に排出されるCO₂の量が全体の9割以上も占めています。その削減に積極的に取り組むことで、快適な暮らしと環境配慮の両立を目指しています。
浄水場や家庭へ水を届けるポンプ、下水処理場などではエネルギーが使われているため、私たちが水を使うことでCO2が 発生しています。この水の量を減らせば、CO2の排出量を減らすことにつながります。たとえば、節水効果の大きい「コンフォートウェーブクリックシャワー」を使えば、従来品(※2)に比べて、約48%節水でき、節水とCO2排出量削減の両方に貢献できます。

※1 最適流量による当社比。最適流量とは、(一社)日本バルブ工業会の定める方法に基づき、社内モニターにて測定した「一番使いやすいと感じる流量」のこと。
※2 1994~1997年商品(TM245CS)

工場では、さまざまな省エネ活動や太陽光発電の導入はもちろん、陶器を焼くための燃料をCO₂排出量の少ないものに変更したり、その排熱を回収して素材の乾燥などに利用する、高効率な窯を導入してCO₂排出量の削減を行っています。また物流においては、輸送燃料の削減につながる、積載効率の向上・共同配送など、輸送会社様、販売パートナー様と連携した輸送の効率化に取り組んでいます。商品を使うときだけではなく、さまざまな場面でCO₂排出量の削減に取り組んでいます。


TOTOグループは2005年に、環境保全や衛生的で快適な生活環境づくりを行っている団体の活動を支援する「TOTO水環境基金」を設立しました。地域社会が持続的に発展していくためには、その地域の住民による活動が不可欠です。一時的な物資や資金援助ではなく、地域で継続的に活動を続ける団体を助成することで、地域に根付いた持続的な環境活動を支援しています。


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