ニュースリリース
2025年10月29日
会社情報/新領域事業
世界最大級のファインセラミックス産業展 〜独自技術で付加価値を高めた「構造部材」で新たな価値提案〜
TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:田村 信也)は、第10回「高機能セラミックス展」[会期:2025年11月12日(水)~14日(金)、会場:幕張メッセ]に出展します。
TOTOのセラミック事業は、現在、主に半導体製造装置向けの「静電チャック」と「AD部材」、半導体及びフラットパネルディスプレイ製造装置向けの「構造部材」の3つの商材で展開しています。2024年4月よりスタートした中長期経営計画「TOTO WILL2030」STAGE2においては、セラミック事業をTOTOグループ全体を牽引する成長セグメントと位置づけており、水まわり商品による日本住設事業および海外住設事業につづく“第3の柱”の地位を確立すべく、事業を推進しています。
今回の高機能セラミックス展では、TOTOの独自技術により付加価値を更に高めた構造部材の「超大型・高比剛性セラミック部材」「エアスライド」「SiSiCセラミックス」を出展します。新たな構造部材の提案により、半導体製造における新規ビジネスパートナーの開拓やそれ以外の業界への用途拡大をめざします。
TOTOは、水まわり商品に加えて、セラミック事業を通した最先端の半導体など電子デバイス産業などへの寄与により、豊かで快適な生活の実現に貢献していきます。
展示品TOTOブース(イメージ)
展示品
高機能セラミックス展 概要
展示会名 ― 第10回 高機能セラミックス展 – CERAMIC JAPAN –
会 期 ― 2025年11月12日(水)~14日(金)
開場時間 ― 10:00~18:00 ※ 最終日のみ17:00終了
会 場 ― 幕張メッセ ホール2 (千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
※ TOTOブース番号:13-26
ウェブサイト ― https://www.material-expo.jp/tokyo/ja-jp/visit/cera.html
超大型・高比剛性セラミック部材
TOTOの祖業である衛生陶器にも用いられ、TOTOの強みとする「鋳込み成形」技術により、薄肉・中空構造の超大型セラミック部材を一体成型することができます。金属では困難な“軽量化と高剛性化の両立”に加え、独自の加工技術によって限りなくフラットな平面度も実現できます。
また、成形→乾燥→焼成→加工を自社工場で一貫生産できるため、短納期で対応可能です。

エアスライド
TOTOのエアパット設計・高精度加工技術により、高い直線性と繰り返し再現性を実現することで高い位置決め精度に貢献します。大型品やカスタム設計に対応することができます。

SiSiCセラミックス(参考出展)
SiSiCはSiC(炭化ケイ素)とSi(シリコン)を複合させた高い熱伝導の特性をもつセラミック素材です。独自の微構造制御技術により、限りなく緻密で平滑な表面性状を実現できます。

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