ニュースリリース
2025年7月1日
商品情報/トイレまわり
~さまざまな空間に調和する家具のようなデザインへ~
TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:田村 信也)は、デザインを一新し、省エネ性能に優れたウォシュレット※を搭載した「ベッドサイド水洗トイレ」を2025年8月1日(金)から発売します。戸建住宅や高齢者施設に加え、集合住宅への設置も可能になります。
「ベッドサイド水洗トイレ」は、2013年からご好評をいただいている、ベッドのそばに設置できる移動可能な水洗トイレです。この商品は、高齢者や障がいのある方の排せつの自立を促し、いきいきと生活できるよう支援することを目指しています。また、トイレへの移動介助や見守りのなどの介助者の負担が軽減されるだけでなく、水洗式のトイレのため汚物の処理が不要です。今後さらに進む超高齢化社会において、老老介護や介助者不足の社会課題にも貢献できる商品です。
新商品は、居室に調和するデザインに一新します。落ち着いた色合いのアームレストや便器背面にある天板には木目柄を採用し、家具のようなたたずまいを実現。さまざまな空間に調和する家具のようなデザインへ進化します。
湯切れのない瞬間式のウォシュレットを新たに採用し、快適な使用感と節電効果を実現します。オート便器洗浄機能を搭載し、使用後の流し忘れも防止します。また、戸建住宅や高齢者施設に加えて集合住宅への設置も可能になり、より多くの方が居室で快適な水洗トイレをご利用いただけます。
TOTOは、本商品を含む、「きれいと快適・健康」「環境」を両立するTOTOらしい商品を「サスティナブルプロダクツ」と位置付け、これらの商品を普及させることによって、地球環境に配慮した、豊かで快適な社会の実現に貢献していきます。
※「ウォシュレット」はTOTO株式会社の登録商標です。
TOTOは1960年代から水まわりのバリアフリーについての研究に力を入れてきました。2000年以降は、高齢化社会を見据え、ユニバーサルデザインや高齢者への配慮を強化しています。排せつ行為は、要介護者と介助者の双方にとって非常にデリケートな課題です。「ベッドサイド水洗トイレ」は要介護者の排せつの自立を支援するとともに、介助者の負担を軽減することを目指しました。研究開発を積み重ね、2013年に発売を開始し、常に介護現場の声を反映しつつ改善・改良を重ねています。TOTOは今後も要介護者やそのご家族、介護に携わる方々に寄り添い、より良い生活環境を提供するための取り組みを続けていきます。
一般の水洗トイレと同様に排せつ後は便器の汚れを洗い流します。便器の後方にある粉砕圧送ユニットで排せつ物を細かく粉砕し、排水ホースに押し出します。細かく粉砕されているので細い排水管で流すことができます。
居室に調和するデザインの進化
コンパクトに見せるカラー配色
アームレストには落ち着いた色味を採用し、便器背面にある天板には空間に溶け込むグレイッシュな木目柄を採用。アームレスト、便器背面の天板、すべてのカラーが居室に調和するデザインへ進化しました。
瞬間式「ウォシュレット」を搭載、さらに快適、さらに省エネ
瞬間式のウォシュレットを採用したことで、使いたい時だけお湯を沸かすため、お湯切れの心配なく快適に使えます。さらに、待機電力を抑え、消費電力を大幅に削減。これにより、使用時のCO2排出量も減らし、省エネと環境負荷低減に貢献します。また、流し忘れを防ぐオート便器洗浄機能も設定でき、より衛生的で安心な使用感を実現しました。
多様な設置条件に対応
これまでの屋外の施工に加えて、屋内工事で設置できるようになります。マンションなどの集合住宅や高断熱住宅などにも対応します。
排水管の口径が小さく、勾配なしで設置できます。床下スペースが狭い場合なども後付け設置が可能です。
2014年: 経済産業省 『第6回ロボット大賞 サービスロボット部門』優秀賞
2017年: ラジオCM 『JFN賞 CM部門 第2部門』最優秀賞
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