ニュースリリース
2025年1月15日
商品情報/トイレまわり
●省材料・省工数で高緩衝力を実現した汎用ソフトタッチ段ボール緩衝材
TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:清田 徳明)の、ウォシュレット※1包装の緩衝材「省材料・省工数で高緩衝力を実現した汎用ソフトタッチ段ボール緩衝材」が、世界包装機構(WPO:World Packaging Organisation)主催の「ワールドスター2025」コンテストにおいて「ワールドスター賞」を受賞しました。TOTOは2000年から国内外の包装コンテストで入賞しており、「ワールドスター賞」は通算13点目の受賞となります。
ワールドスターコンテストは、世界各国で審査評価を受けた優秀作品が集う世界的に権威のあるパッケージコンテストです。保護性・保存性、使いやすさ、環境面への配慮、地域適応性などを競いながら、優れたパッケージとその技術を普及させることを目的としています。
TOTOは、より少ない資源で高い包装品質を目指し、自社で包装設計を行っています。2030年に「持続可能な社会」と「きれいで快適・健康な暮らし」の実現を目指す、共通価値創造戦略 TOTO WILL2030の達成に寄与するため、省資源化・省力化を実現するよりよい包装を追求し続けます。
■省材料・省工数で高緩衝力を実現した汎用ソフトタッチ段ボール緩衝材
「省材料・省工数で高緩衝力を実現した汎用ソフトタッチ段ボール緩衝材」はウォシュレットの包装材に使用する緩衝材です。段ボールの最も強い部分を 抽出することで省材料を、より簡単な構造にすることで省工数を実現しました。また緩衝材を波形状にし互い違いで重ねることでしなやかさと強靭さを併せ持つことができます。
※1:「ウォシュレット」はTOTOの登録商標です海外のウォシュレット普及に伴い荷役※2の機会が増え破損の可能性が大きくなります。より過酷な輸送環境にも耐えられるような緩衝材を低コストで実現するという課題がありました。
課題を解決するため段ボールの最も強い部分のみを抽出し、安定して自立するよう段ボールを目方向に4枚重ねることにより省材料、複雑な組み立てを簡単な組み立てにすることにより省工数を実現しました。さらに段ボールを複数重ねて硬くなり過ぎないよう先端を波形状にして互い違いにすることで重なる段ボールを減らし意図的に潰れやすくしました。それにより初めは柔らかく受け、その後は重なる全ての段ボールでしっかり緩衝することができるようになりました。緩衝材を配置する位置、材料違い大きさ違い等により様々な展開が可能な汎用性の高い緩衝材です。
※2:船や貨物から荷物を上げ下ろしすること※3:アジア包装連盟(APF:The Asian Packaging Federation)が主催する、パッケージに対する国際的なコンテスト
【参考サイト】
World Packaging Organisation(世界包装機構) https://www.worldpackaging.org/
Asian Packaging Federation(アジア包装連盟) https://www.asianpackaging.org/
公益社団法人 日本包装技術協会 https://www.jpi.or.jp/
ニュースリリース全文は、以下よりダウンロードしてご覧ください。
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