ニュースリリース
2024年3月29日
会社情報/サステナビリティ
TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:清田 徳明)は、2030年度に向けた温室効果ガスの削減目標が、国際的な団体の「SBTイニシアチブ※1」より、気候変動による世界の平均気温上昇を産業革命前と比べ1.5℃未満に抑えるという「1.5℃目標」であると認められ、認定を取得しました。
なお、TOTOグループでは2021年に「2℃を十分に下回る水準(WB2℃)」での認定を取得していました。
TOTOグループでは、2050年カーボンニュートラルで持続可能な社会の実現に向け、CO2排出量の削減に取り組んでいます。事業所からのCO2排出量(Scope1、2)削減については、省エネ改善や大型設備を更新するとともに、再生可能エネルギーの導入を拡大し、2040年までに使用する電力を100%再生可能エネルギーとすることを目指します。商品使用時のCO2排出量(Scope3カテゴリ11)削減については、「きれいと快適」「環境」を両立するTOTOらしい水まわり商品群「サステナブルプロダクツ」の環境性能をより進化させていくとともに、グローバルに普及させ、「1.5℃水準」の目標達成を目指していきます。
TOTOグループは、新共通価値創造戦略 TOTO WILL2030において、取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を「きれいと快適」「環境」「人とのつながり」とし、サステナビリティ経営に取り組んでいます。これらの取り組みを通して、社会課題の解決および経済的成長を実現するとともに、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」にも貢献していきます。
※1:「SBT(Science Based Targets)イニシアチブ」産業革命前からの気温上昇を2℃未満に抑えるための科学的根拠に基づいた温室効果ガス排出削減目標達成を推進することを目的として、CDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)の4団体が2015年に共同で設立した国際的な環境イニシアチブ
SBTイニシアチブの承認を取得した温室効果ガスの削減目標は、下記の通りです。
・事業所からのCO2排出量(Scope1、2※2):2030年度までに2021年度比で47.5%削減
・商品使用時のCO2排出量(Scope3カテゴリ11※3):2030年度までに2021年度比で25%削減
※2 Scope1:自社における燃料使用に伴う直接排出、
Scope2:外部から購入した電力や熱の使用に伴う間接排出
※3 Scope3:Scope1、2を除くバリューチェーン全体からの間接排出(当社のSBT目標では、カテゴリ11「販売した製品の使用」のうち、エネルギーを直接消費する商品群が対象)
統合報告書2023 | https://jp.toto.com/company/profile/library |
TOTOグループのサステナビリティ活動 | https://jp.toto.com/company/csr |
水と地球の、あしたのために。 | https://jp.toto.com/company/csr/csractivity/ |
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