ニュースリリース
2023年11月8日
調査・受賞・その他
職場における性的マイノリティへの取り組みの評価指標 ー3年連続、4回目の「ゴールド」受賞ー
TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:清田 徳明)は、任意団体「work with Pride」が策定した、職場におけるLGBTQなど性的マイノリティへの取り組みの評価指標、「PRIDE指標※12023」で「ゴールド」を受賞しました。2018年に応募を開始し、3年連続、4回目の「ゴールド」受賞となります。
TOTOグループは、基本的人権を尊重し、人種、信条、性のあり方、社会的身分、国籍、障がい、雇用 形態、年齢、宗教等による差別を行わないことを「TOTOグループ人財方針」に定めています。
この基本方針のもと、多様な人財※2が活躍できる職場づくりのため、マイノリティへの正しい理解を促進し、無意識の差別や偏見の防止に取り組んでいます。また「同性パートナーの事実婚」を社内認定し、従来の法律婚と同様の福利厚生制度を適用できるよう人事制度を整備しており、婚姻の平等(同性婚)とLGBTQに対する差別禁止の法制化実現についての賛同表明※3も行っています。
TOTOグループは「新共通価値創造戦略 TOTO WILL2030」で「きれいと快適」「環境」「人とのつながり」をマテリアリティとして推進しています。今後も、LGBTQ・性的マイノリティも含め、一人でも多くの人の使いやすさを追求するため、さまざまなユーザーの声を活かしたより良い商品開発・提案を行うと共に、”多様な人財が集まり、安心して働きイキイキとチャレンジできる会社”を目指し、引き続き取り組んでいきます。
※1:「PRIDE指標」
性的マイノリティの方にとって働きやすい職場づくりを実現することを目的に、日本で初めて任意団体のwork with Prideが
2016年に策定した指標。Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、
Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5つの指標から採点される。
work with Prideサイト:https://workwithpride.jp/pride-i
※2:TOTOグループで働く全ての人々は「次世代を築く貴重な財産である」という考え方から「人材」ではなく「人財」と
表記しています。
※3:以下に賛同表明しています。
・婚姻の平等「Business for Marriage Equality」 https://bformarriageequality.net/
・「ビジネスによるLGBT平等サポート宣言」 https://equalityactjapan.org/
TOTOグループ内では、お客様、共に働く仲間にもLGBTQ・性的マイノリティの当事者がいることを正しく理解し、多様な個性の一つであるという意識をもって行動することを継続して推進しています。
Eラーニングや研修、社内報等を通じた社内理解への継続促進や、匿名で相談できるLGBTQ専用の相談窓口を設置。LGBTQの理解者・支援者である「ALLY(アライ)※4」の輪を広げています。
社外への取り組みでは、一人でも多くの方が使いやすいパブリックトイレ※5を目指し、性的マイノリティへのトイレ配慮ポイントを提案するセミナー活動の展開や、ウェブサイト「TOTOのユニバーサルデサイン」を通じて様々な情報発信を行っています。2019年には、性的マイノリティの方を対象に、外出先におけるトイレ使用時のニーズやお困りごとの把握を目的としたアンケート調査を行い、特にパブリックトイレで困ることが多いとされるトランスジェンダー※6を中心に、調査結果をまとめ発信しています。
・ウェブサイト「TOTOのユニバーサルデザイン」パブリックのUD
https://jp.toto.com/ud/public/
・性的マイノリティのトイレ利用に関するアンケート調査結果(株式会社LGBT総合研究所協力)
https://jp.toto.com/ud/summary/post08/report2018.pdf
※4:ALLY(アライ)とは、多様な性のあり方の人たちに寄り添い、支持する人のこと。「同盟」を意味する英単語「alliance」が由来。
※5:商業施設、オフィス、交通施設、学校など、住宅以外のあらゆる施設のトイレを、TOTOグループではパブリックトイレと呼んでいます。
※6:生まれたとき割り当てられた性別とは異なる性自認を持つ方
ニュースリリース全文は、以下よりダウンロードしてご覧ください。
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