シャワー水栓の新商品、8月より世界で順次発売

ニュースリリース

2022年6月7日

商品情報/お風呂まわり

シャワー水栓の新商品、8月より世界で順次発売

グローバル統一モデルのラインアップ拡充　〜グローバル市場で選ばれ続けるTOTOをめざし、デザイン性を強化〜

TOTO株式会社（本社：福岡県北九州市、社長：清田徳明）は、8月から順次、国内向け主力水まわり新商品を投入します。シャワー水栓はグローバル統一モデルのラインアップを拡充し、世界各地で順次発売、日本国内では一部商品を2022年8月1日（月）より発売します。

TOTOのシャワー水栓のグローバル統一モデルは、Zセレクション／Gセレクション／Lセレクションの3グレードで展開しています。今回、Zセレクションにオーバーヘッドシャワー、Gセレクションにボディシャワー、 Lセレクションにハンドシャワーの新モデルを追加。デザイン性・機能性を高めたラインアップを拡充し、お客様の様々なニーズにお応えします。また、浴び心地を「Relaxing」「Refreshing」「Revitalizing」の3つのキーワードで新たに訴求し、シャワー浴がもたらす体験価値――癒し・爽快感・活性化――を世界のお客様へ提案します。

TOTOのグローバル統一モデルは、バスルーム空間も美しく演出できる水まわり商品群です。デザインとテクノロジーの高度な融合に磨きをかけ続け、今後も進化・拡充し、グローバル市場で選ばれ続けるTOTOをめざします。

また、本商品を含む「きれいと快適」「環境」を両立するTOTOらしい商品「サスティナブルプロダクツ」を普及させることによって、地球環境に配慮した、豊かで快適な社会の実現に貢献していきます。

シャワー水栓の主な新商品

日本国内で発売する主な新商品

新商品投入の背景と狙い

シャワー（＋浴槽）・洗面・トイレが1つの空間に収まった「バスルーム」ではシャワー浴へのニーズが高く、頭上からたっぷりとお湯を浴びられる「オーバーヘッドシャワー」や浴び心地のバリエーションなどが求められています。また、バスルーム空間に品位や彩りをもたらす重要アイテムとして、形状はもとより、表面のCMF［Color（色）／Material（素材）／Finish（表面加工）］まで含めたデザイン性に優れた商品が求められます。

TOTOは、創立100周年を迎えた2017年より、グローバル統一モデルとしての水栓金具のラインアップ拡充に注力しています。シャワー水栓においては、2017年にGセレクションを中心に多数のアイテムを投入し、2019年には最上位Zセレクションのシャワーバーを品揃えしてきました。

今回の新商品により、Z・G・Lセレクションいずれのグレードともデザイン性の向上やサイズ等のバリエーションが拡充するため、さまざまな広さや意匠のバスルーム空間とのコーディネート性が更に高まります。

また、シャワー水栓を含めて、トイレ、洗面・浴槽の水栓金具など、水まわり商品群のCMF連動も強化しています。今回同時に投入されるトイレの新商品「ネオレストLS」との組み合わせにより、CMF連動したバスルーム空間の提案が可能です。TOTOの「ニッケル」や「ブラック」などで統一された商品提案が容易となることで、グローバル市場で選ばれ続けるTOTOをめざします。

Zセレクション「棚付きサーモスタットシャワーバー」の“ブラッシュドニッケル”とCMF連動したネオレストLSなどのTOTO商品とのコーディネート例

Gセレクション「シャワーバー」の“マットブラック”とCMF連動したネオレストLSなどのTOTO商品とのコーディネート例

新商品について

Zセレクション

最上位グレードの「Zセレクション」に、スクエアとラウンドの「オーバーヘッドシャワー」を新たに追加します。

「棚付きサーモスタットシャワーバー」もモデルチェンジ。オーバーヘッドシャワーの散水板の意匠性の向上と、吐水モードに「コンフォートウエーブ」を追加します。

この3商品はデザインが高く評価され、「iFデザイン賞2022」を受賞しています。

Gセレクション

シャワーバーおよびオーバーヘッドシャワーの金属タイプで、「浴び心地の良さ」を意識した散水板デザインにリニューアルします。お客様のお好みの空間に対応するサイズ展開、天吊りタイプへの対応など、品揃えを拡充しました。見た目も更に美しく、豊かなシャワー吐水を感じられるデザインです。

Lセレクション

ハンドシャワーに2デザインを新たに追加します。

2モードタイプは心地よくたっぷりとした浴び心地の「コンフォートウエーブ」と、より強い刺激のある「インテンスウエーブ」の切り替えが可能です。3モードタイプは、強い刺激を局所的に当てられる「インテンスウエーブプラス」も選べます。

なお「インテンスウエーブ」と「インテンスウエーブプラス」は、今回新搭載の吐水技術です。

新たにボディシャワーも品揃え。ハンドシャワーの2モードタイプと同様、「コンフォートウエーブ」と「インテンスウエーブ」を、気分とお好みにあわせて切り替えることができます。

3つの新モデルは、いずれも「浴び心地の良さ」を想起できる散水板デザインをめざし、ノズルの配置ひとつ一つにこだわっています。

CMFについて

ZセレクションとGセレクションは、全8パターン^※1のCMF［Color（色）／Material（素材）／Finish（表面加工）］で展開します。

定番のプレーンな「クロム」の他に、色味のある「ニッケル」「フレンチゴールド」「ブロンズ」の3色はそれぞれ、光沢を抑えた「ブラッシュド」と、光沢のある「ポリッシュド」の2種類の仕上げが選べます。

また、世界的に人気が高まっている「マットブラック」は、めっき表面にTOTO独自技術の「ショットブラスト加工」を施すことで、わずかに光を反射するマット質感のブラックを実現。一般的な塗装仕上げによるマットブラックと異なり、質感だけでなく耐久性にも優れています。

なお「マットブラック表面仕上げ」は、世界的に権威のあるデザイン賞である「レッドドット・デザイン賞2022」を受賞しています。

※1：各国・各地域で、取り扱うパターンは異なります

TOTO 独自のシャワー吐水技術

TOTOのシャワー水栓は、「きれいと快適」「環境」を両立した「サスティナブルプロダクツ」として、「浴び心地」と「節水」を両立する吐水技術を進化させてきました。

今回の新商品投入にあたり、TOTO独自のノズルで波打つような水流を吐水する技術を、ZセレクションのオーバーヘッドシャワーとLセレクションのハンドシャワーにも採用します。

また、TOTOのシャワーがもたらす体験価値を、新たに「Relaxing」「Refreshing」「Revitalizing」の3つのキーワードで表現。“TOTOのシャワーがある暮らし”の生活シーンを描き、グローバルに訴求していきます。

Relaxing

ウォームピラー（海外名称：ウォームスパ）
お湯に包まれるような新感覚のシャワーです。途切れのない湯が、柱状に静かに流れ落ちます。湯の放熱を防ぐため、温かさがムダなく体まで届けられます。体に沿って流れる湯に柔らかく包まれるような浴び心地。高い温まり効果により、湯船につかるようなリラックス感を演出します。