【節水トイレ 開発秘話③】30年前の“3分の1以下”の水で流せる理由──世紀の変わり目に誕生した2つのコア技術「フチなし・トルネード洗浄」編

「フチなし・トルネード洗浄」とは、フチ裏のたくさんの小さな穴から垂直に水を流すのではなく、1〜2箇所の吐水口から水平方向に勢いよく水を出し、渦を巻くようにグルグルと洗浄する方式です。

今では他社製品を含めてフチのない便器は一般的になりましたが、「フチなし」の開発過程では、アイデアがお蔵入りしかねない状況に……。その背景には、トイレメーカーのTOTOでも避けられなかった当時の社会的状況がありました。

「フチなし・トルネード洗浄」が初めて搭載された「ネオレストEX」

今回は、お客様に価値を伝えるための発売当時の活動や、その後の製品の更なる進化についても詳しく語っています。

「ネオレストLS」用の衛生陶器の試作品。

本原稿は、TOTOがこれまでに公開した「節水トイレ 開発秘話」の冒頭部分を再編集したものです。

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TOTO社員のSDGs活動をご紹介「限りある水資源を守り、未来へつなぐ」

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