
6月13日、静岡県富士宮市の上井出小学校へ遠隔テレビ授業「みんなにやさしいパブリックトイレを考えよう!」を行いました。パブリックトイレからユニバーサルデザインや多様性を学ぶ授業で、6年生の13名が参加してくれました。
上井出小学校では、少子高齢化について学んだ際、まちづくりに関与できないか、役所や地域の人も巻き込みながら何か発信したいと考えていたところ、「地域のパブリックトイレを考える」プログラムがちょうどいいということで、TOTOの授業にご応募いただきました。児童のみなさんは事前に、TOTO提供の教材をもとに地元にほしいパブリックトイレを考え、そのアイデアを絵や文章にしたワークシートを作成しています。
授業は講師の自己紹介とTOTOの会社紹介から始まり、続いて13人が4班に分かれてのプレゼンテーションとTOTO社員による講評になります。授業で提案してくれたのは、地元の観光名所「白糸の滝」に設置することを想定したトイレです。障がい者、外国から来た荷物の多い観光客など、誰にも使いやすい理想のトイレを考えてくれました。トイレにも白糸の滝の音や映像を使うなど、地元のアピールもふんだんに使われており、使う人に楽しんでもらいたいという思いが伝わってきました。先生はこの授業で「多様性の視点」を養うことを目的にされているということもあり、「この立場だとこうだけど、別の人の立場だったらどう思うかな?」という問いかけや、業界全体で取り組んでいる「トイレのピクトグラム」の話も交えて、TOTOから講評を伝えました。


実施後のアンケートでは児童のみなさんから、「今まではトイレのことについてあまり考えていなかったけど、マーク(ピクトグラム)は他の会社と同じにしたり、清潔にするために便器を浮かしたりしてたくさんの⼯夫をしていたので⾯⽩かったし、すごいと思った」「誰に向けてや改善点とか、他のグループの考え⽅もしっかりいろんな視点から⾒ることができた。こういった授業がなかなかないので、⼤⼈にしっかり⾃分たちの意⾒を伝えられて良かった」と、授業の内容以外にも、「つくるって人を思うこと」というTOTOのものづくりへの想いに対するコメントも多く、いつもとは違った観点で物事を考えるきっかけになったのではないかと思います。
また先生からは、「専⾨的な知識を持っている⼈との関わりによって、緊張感を持ちながら学習に取り組むことができ、それが有意義な体験活動につながる」「こどもたちも知っている企業だからこそ、そこで働く⼈たちの理念に関⼼が向くと思う」とのコメントをいただきました。これから総合的な学習の時間で地域を巻き込んでまちづくりを学習する計画もあるそうなので、この授業で学んだ「ものづくりの考え方」を大いに生かしていただきたいと思います。
上井出小学校6年生のみなさん、すてきなアイデアをたくさん考えていただき、ありがとうございました!
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