

TOTOグループは、水まわりを中心に人々の生活に関わる商品を提供し続けてきました。「健康で文化的な生活を提供したい」という創立者の想いを、事業を通じて実現するために、商品開発において人を思い、清潔性や快適性を進化させています。これからも、楽しく健康を維持できるような、そして子供から高齢者まで、どんな人が使っても、ライフステージが変化しても、世界中の人々に、きれいと快適な暮らしをお届けしていきます。
マテリアリティの一つ「きれいと快適・健康」においては、SDGs「3:すべての人に健康と福祉を」などに貢献していきます。

お客様に、より衛生的で快適なトイレ空間をご利用いただくために、クリーン技術である「きれい除菌水」「セフィオンテクト」「フチなし形状 /トルネード洗浄」や、「タッチレス」などの技術を提案しています。グローバルにおいては、“CLEAN”と“INNOVATION”を組み合わせた造語「TOTO CLEANOVATION」のもと、クリーンの革新の継続性を3つの価値で世界のお客様へ伝えていきます。

「どうしても親切が第一」という創立者の言葉を受け継ぎ、ものづくりは「人を思うこと」だと考え、毎日の生活に密着したものづくりのために、年代・身体状況・ライフスタイルなど、一人ひとりのお客様の生活を考えた商品開発・提案を行っています。
さまざまな人の生活や困りごとに向き合うことでTOTOグループのユニバーサルデザインは進化を続けています。1960年代に障がい者配慮の取り組みを開始し、現在では、商品を開発・販売するだけでなく、車いす使用者や乳幼児連れの方、性的マイノリティの方などが外出先でトイレを使用する際のお困りごとを調査した報告書の発行や、さまざまな状況に配慮したトイレ空間の提案などを行っており、多くの現場で採用いただいています。また、このような知見を活かし、法令・規格化への提言活動も行っており、公共トイレにおける操作系設備配置のJIS・ISO規格の制定・普及にも貢献しています。

「健康に寄り添う」新たな価値を提案
TOTOグループは、「きれいで快適」かつ「健康」を実現することにこそTOTOだから創造できる新たな価値があるという思いで、2024年4月からマテリアリティの「きれいと快適」に「健康」を加え、新たな価値創造を目指しています。お客様がさらにきれいで快適、健やかな毎日を過ごせるような商品の研究開発を行っています。
2025年3月にドイツ・フランクフルトで開催された世界最大規模の水まわり衛生設備機器や冷暖房設備などの国際見本市「International Sanitary and Heating(ISH) 2025」では、無理なく自然と続けられる健康習慣「デイリーウェルネス」を提案しました。
そして8月には、その皮切りとして「健康に寄り添う」という新たな価値を提案する「ネオレストLS-W/AS-W」を新たに日本国内で発売しました。ウォシュレットに内蔵した便スキャンセンサーで便を計測し、「TOTOウェルネス」アプリで生活の気づきとなる情報も提供します。TOTOは商品を健康の入口として、無理なく続けられる新しい健康習慣を提案していきます。

お気に入りに保存しました