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「大阪大谷大学」では、正門から最も近い1号館(本館)とイベントやオープンキャンパスで利用される4号館(志学館)の改修を実施。各トイレにおいて課題とされていたポイントを、巧みなレイアウトの工夫や器具の更新・充実、空間意匠の刷新により改善。同大学に通う学生や教職員はもとより訪れるさまざまな利用者に配慮されている。
建築概要
所在地 | 大阪府富田林市錦織北3-11-1 |
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施主 | 学校法人 大谷学園 |
設計 | TOTOアクアエンジ株式会社 |
施工 | TOTOアクアエンジ株式会社 |
建築面積 | 3,100.53㎡ |
延床面積 | 7,375.58㎡ |
階数 | 地上3階(1号館)、地上5階(4号館) |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
竣工年月 | (改修)2022年9月 |
特長
建物の特徴
「大阪大谷大学」は1966(昭和41)年に前身となる大谷女子大学として開学。2006年(平成18)年に薬学部の設置と同時に男女共学制に移行され「大阪大谷大学」に改称した、4学部7学科の総合大学。「自立」「創造」「共生」の教育理念のもと、学識、情操、品性に優れた人材を育成している。今回、1号館(本館)の耐震補強工事を実施するにあたり、1号館と4号館(志学館)の改修を実施。1号館は正門から最も近い建物であり、総務課や教務課、キャリアセンターなどの事務部署と講義や演習の授業が行われる講義室や演習室などを配置。4号館(志学館)はイベントやオープンキャンパスで利用され、1Fは学生が自習などを自由に使用、2Fには学生生活をサポートする学生課、3Fには見晴らしのよい食堂が備わっている。
水まわりの特長
正門から最も近い1号館(本館)は、在学生だけでなく、オープンキャンパスなどに訪れた学生なども利用する。1F東女性トイレには、アイランド型の洗面コーナーを採用し、空間の意匠性を向上。さらに、身繕いや就職活動時の着替えなどに配慮し、スタイリングコーナーとフィッティングルームを設置した。フリースペースや食堂がある4号館(志学館)の1Fトイレは、改修を機にバリアフリートイレの入口位置を変更し、男女問わず利用しやすくなった。バリアフリートイレには、災害などの非常時に近隣住民の避難場所としても機能することを想定し、コンパクトオストメイトパックを設置。隣の建物に教育学部の保育室があることや、各種イベントで利用されることから、ベビーシートやベビーチェアも設置している。
採用商品
- パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式 CFS498BMC
- 壁掛大便器セット・フラッシュタンク式 UAXC3CS1
- ウォシュレットアプリコットP(温風乾燥付きエコリモコン) TCF5840AUPN
- ウォシュレットP TCF589AE
- 二連紙巻器 YH700AW
- チャームボックス(汚物入れ) YKB102
- 自動洗浄小便器 UFS900JCS
- 小便器用手すり T114CU22R
- ハイドロセラ・フロアPU AB690E
- 洗面器 LS721C
- カウンター用手すり M268N
- コンパクト・バリアフリートイレパック UADBK31R1A1ANN1BA
- コンパクトオストメイトパック UAS81RDB2NW
- ベビーシート YKA25S
- LED照明付鏡(化粧照明タイプ) EL80016
- 化粧鏡 YMK51K
- 全身鏡 YMK50K
- フック YKH22
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