「愛知大学豊橋キャンパス」では、厚生施設「逍遥館」の2F食堂入口にあるトイレを大規模リニューアル。女性トイレにはスタイリングコーナー・フィッティングルームを、男女トイレにはフィッティングボード付き個室を、共用スペースには「誰でもトイレ」2ヶ所をそれぞれ配備。トイレエリア外では、環境変化にあった手洗いスペースなどの空間づくりがなされている。

建築概要

所在地 愛知県豊橋市町畑町1-1
施主 学校法人愛知大学
設計 株式会社オノコムデザインセンター
施工 <建築>株式会社オノコム
<設備>ミナト設備工業株式会社
建築面積 3,044.21㎡
延床面積 5,591.38㎡
階数 地上3階
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2022年3月

特長

改修の経緯

「愛知大学」は1946(昭和21)年、日本で49番目に豊橋に創立した、名古屋キャンパス、車道キャンパスを擁する創立76年の旧制大学。「豊橋キャンパス」は、愛知県南東部の東三河エリアにあり、豊橋駅から6分の「愛知大学前駅」目の前に立地している。駅に隣接したところに、1997(平成9)年に竣工した厚生施設「逍遥館(しょうようかん)」がある。螺旋階段を上った食堂入口にあるトイレを大規模改修するにあたり、ホテルのロビーを思わせる空間づくりを検討。PCが利用できるハイカウンター、手洗器を完備したローカウンターも配置し、個人での居場所や友人との待ち合わせ場所となる空間を演出した。お昼時や休み時間には多くの学生で賑わっている。

トイレの特長

「逍遥館」2Fの空間意匠をモダンな印象へ。エレベータを挟み「誰でもトイレ」2ヶ所を設置し、利用者の多様性に配慮。男性トイレにはフィッティングボードを設置、さらに女性トイレにはスタイリングコーナーやフィッティングルームを新設。快適性や利便性が大幅に向上された。また、盗撮など防犯の視点から、女性トイレの大便器ブース扉は天井に近い高さで設定、さらにブースの間仕切り壁上部にはアクリル板を設置した。機能面では、「きれい除菌水」搭載のウォシュレット一体形大便器GGや自動洗浄小便器を採用することで、ノズルの除菌やにおいの元となるアンモニアの発生を抑制。また、昨今の手洗いニーズに対応し、洗面コーナーには、冬場でも温かいお湯で手洗いができる電気温水器を完備している。

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