関西屈指の総合芸術大学である「大阪芸術大学 」。33号館はキャラクター造形学科の学科棟として外観はもとより内装も細部までこだわり建設された。お城をイメージした意匠設計は、開放的なエントランス、絶景テラス、優美なトイレなど、日常を離れた場所で想像や発想をかき立ててほしいとの新校舎のコンセプトを体現するこだわりの空間となっている。

建築概要

所在地 大阪府南河内郡河南町東山469
施主 学校法人 塚本学院
設計 大成建設株式会社
施工 五建工業株式会社
敷地面積 249,718.70㎡
建築面積 1,537.93㎡
延床面積 4,646.92㎡
階数 地上4階、塔屋1階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 2021年11月

特長

建物の特徴

関西屈指の総合芸術大学である「大阪芸術大学」。33号館は、2005(平成17)年に新設されたキャラクター造形学科の学生が主に利用する校舎。キャラクター造形学科は、漫画、アニメ、ゲーム、フィギュアアーツの4コースに分かれており「魅力的なキャラクターを創り出す」ことを学ぶ。キャラクター造形学科の校舎を建設するにあたり込められたのは、学生の想像力・発想力を養い、日常からインスピレーションを得られるようにという想い。ドイツのノイシュヴァンシュタイン城などを参考に、内装も細部までこだわり、西洋の城と現代の学校建築を融合した新校舎が完成した。キャンパスにあってもユニークな存在感を放ち、校舎内のインテリア素材や什器なども懐かしさを感じる素材を集め、採用している。

トイレの特長

トイレ空間は単に用足しとしての空間のみでなく、建物全体の一部として「楽しさ」や「居心地」の要素を組み込んで空間を設計。トイレ内の器具や装飾関係もお城をイメージしたデザインを選定。大人数での利用も想定し、洗面まわりにゆとりを設け、ストレスのない使い勝手にしている。さらに、女性トイレにはスタイリングコーナーを設け、身だしなみ配慮として、ヘアアイロンなどを使用できるようにカウンター上部に電源プラグを設けている。また、廊下に設置された手洗いコーナーには、荷物への配慮としてのカウンターを設置し、さらに掲示板を隣接させ、学生たちの出会いのきっかけや会話ができるコミュニケーションスペースにもなるように配慮。新校舎のコンセプトを体現するトイレが実現した。

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