川島町立西中学校

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埼玉県比企郡川島町立の小中学校では、耐震化工事を完了させた現在、老朽化が進んでいるトイレの洋式化と乾式化の整備を順次進行させている。今回改修対象となった「川島町立西中学校」では、すべての大便器を洋式便器に変更し、ウォシュレットも設置。学校を訪れるすべての人が安心して使えるトイレが実現した。

建築概要

所在地 埼玉県比企郡川島町大字中山270-1
施主 川島町
設計 株式会社新日本設計
施工 株式会社島村工業
敷地面積 28,452㎡
延床面積 6,656㎡
階数 地上3階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2021年10月

特長

改修の経緯

埼玉県比企郡川島町立の小中学校では、防災機能強化の視点からの耐震化工事は完了しているが、トイレについては老朽化が進んでいたため、平成29年度から令和4年度にかけ、トイレの洋式化と乾式化の整備を順次進行。今回改修対象となった「川島町立西中学校」は、"学ぶ・鍛える・思いやる"を教育目標とする、1993年(平成5年)に創立された町立中学校である。築約30年が経過しているなか、改修前のトイレは、壁や床がタイル張りで、大便器のほとんどが和式便器であるなど、設備の老朽化が進んでいた。このたびの校舎棟のトイレ改修により、教育環境の改善のほか、災害時などの避難場所としての快適性と衛生性が実現された。

トイレの特長

現在の生活様式にあわせて、すべての大便器を洋式便器に変更。限られたスペースを生かしながらブース数を維持、さらに、家庭での普及率が高いウォシュレットも、すべての大便器に設置している。また、生徒から地域の方々までさまざまな人が使いやすいように、ウォシュレットと便器の洗浄はリモコン操作とし、ボタンを押すたびに発電し電源工事や乾電池の交換が不要なエコリモコンを設置。使いやすさだけではなく、管理面にも配慮している。加えて、衛生面にも配慮し、洗面コーナーには自動水栓、小便器は床の清掃もしやすい壁掛型の自動洗浄小便器を採用。汚れやすい壁面にパネルを採用するなど、衛生性、節水性、快適性にこだわり、学校を訪れるすべての人が安心して使えるトイレが実現した。

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