「麴町学園女子中学校高等学校」は、皇居を臨む千代田区麹町の閑静な環境に位置する、中高一貫教育の伝統校。地上7階、地下1階の校舎には充実した施設が設けられているが、築約20年を経てトイレの改修を実施。短工期で改修できる和洋リモデル工法を採用。優しい雰囲気の空間のなか、トイレ環境の改善が実施された。

建築概要

所在地 東京都千代田区麹町3-8
施主 麴町学園女子中学校高等学校
設計 TOTOアクアエンジ株式会社
施工 TOTOアクアエンジ株式会社
敷地面積 4,480.18㎡
建築面積 3,507.99㎡
延床面積 13,759㎡
階数 地下1階、地上7階
構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2022年9月

特長

建物の特徴

「麴町学園女子中学校高等学校」は、中高一貫教育で計761名(2022年4月現在)の生徒が在籍。1905(明治38)年に創立し117周年を迎える伝統校。皇居を臨む千代田区麹町の閑静な環境に位置し、国立劇場をはじめとする数多くの文化施設や、国会議事堂などの官公庁施設、各国の大使館などが点在する東京の中心にある。また、地上7階、地下1階の校舎には、生徒たちがよりよい環境で学習できるよう、グラウンド、コンピューター実習室、スカイスタジオ、インターナショナルラウンジ、ルーフガーデン、温水プール、作法室など充実した施設が設けられている。教育目標「聡明・端正」のもと、「豊かな人生を自らデザインできる自立した女性」を育てている。

水まわりの特長

築約20年が経過し老朽化していた改修前のトイレは、和式便器が半数以上設置され、洋式便器を好む生徒が列をつくっていたこともあり、大便器の洋式化を含めてトイレ環境の改善を実施。大便器は、前出のコンパクトなパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式を採用することで、ブース数を減らさずに洋式便器に変更。 また、短工期で改修できる和洋リモデル工法を採用し、夏休み中に改修工事が完了した。ウォシュレットには、温度設定や清掃時のノズル出し戻しの操作をリモコンひとつで設定できる、管理清掃用リモコンを導入。洗面コーナーは、非接触で使用できる自動水栓に変更され、生徒が食事前の手洗いにも利用している。インテリアは明るい木目調の内装材を採用し、優しい雰囲気の空間となっている。

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