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- 板橋区立上板橋第二中学校
「上板橋第二中学校」は、伝統ある区立中学校。閉校された向原中学校と統合し、2022(令和4)年新校舎へ移転。ホームベース併設型の教科センター方式を導入し、充実した教育環境が整備された。トイレも、生徒が楽しく集える明るい空間とし、衛生性、バリアフリー化、環境面に配慮し、使いやすく整えられている。
建築概要
所在地 | 東京都板橋区向原3-1-12 |
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施主 | 板橋区 |
設計 | 株式会社 石本建築事務所 |
施工 | 前田建設工業株式会社 東京建築⽀店 |
敷地面積 | 12,132.56㎡ |
建築面積 | 4,203.93㎡ |
延床面積 | 9,611.94㎡ |
階数 | 地上5階 |
構造 | 鉄筋コンクリート造、⼀部鉄骨造 |
竣工年月 | 2022年3月 |
特長
建物の特徴
「上板橋第二中学校」は、新制中学校となった1947(昭和22)年に開校した伝統ある区立中学校。"心豊かで思いやりのある人・深く考え実行する人・勤労と責任を重んじる人・健康でたくましい人"をふまえ、"国際社会に有為な人材の育成に努める"が教育目標。2018(平成30)年4月に閉校した向原中学校と統合し、2022(令和4)年4月、その旧向原中学校の跡地に建設した新校舎へ移転。新校舎は、教科指導の充実、主体的な学習態度の育成などを目的とし、生徒の活動拠点となるクラスルームをホームベースとし、教科ごとに専用の教室で授業を行う、ホームベース併設型の教科センター方式を導入。各教室への移動が多い中、立寄るトイレ空間も清潔感のある「居室」になるよう整備された。
水まわりの特長
生徒用トイレは、洗面コーナーを窓際に配置して、自然採光を内側まで取り込めるよう計画。生徒からも「明るく、きれいで、うれしい」と好評で、おしゃべりするなどの交流の場として使われている。器具は、すべて洋式便器とするほか、床は乾式清掃仕様。水まわりは極力非接触で利用できるよう、人感センサーの照明器具や自動水栓などを選定している。また、教育環境の充実はもちろんのこと、地域開放や災害時の避難場所となることに備え、ユニバーサルデザインの一環として、バリアフリートイレを各フロア1ヶ所ずつ設置。さらに、体育館棟につながる1Fトイレには、授乳室も完備するなどきめ細やかな配慮がなされ、環境や衛生面においても安心して利用できる設備が整えられている。
採用商品
- フラッシュバルブ式便器 C550*U系
- ウォシュレットPS(温風乾燥付きエコリモコン) TCF550*系
- ウォシュレットP TCF58*系
- 普通便座 TC301
- 棚付二連紙巻器 YH702
- 自動洗浄小便器 UFS900R
- 洗面器 L530
- 台付自動水栓 TENA40A
- フラットカウンター・バリアフリートイレパック XPDA5RS*111WWG
- コンパクト・バリアフリートイレパック UADAK01R1A1ANN2W
- ベビーシート YKA25S
- ベビーチェア YKA15S
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