「鴻巣市立鴻巣北中学校」では、このたび、避難所として指定されている体育館からも近い管理棟のトイレ改修を実施。来校者の多い1Fには、バリアフリートイレを新設。改修にあたっては、洋式化・乾式化による衛生的な環境の提供はもとより、勉強の合間にリラックスできる空間となることも考慮された。

建築概要

所在地 埼玉県鴻巣市箕田4280
施主 鴻巣市
設計 有限会社林建築設計事務所
施工 株式会社タナベ建設
敷地面積 33,306㎡
建築面積 1,228㎡
延床面積 2,811㎡
階数 地上3階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2023年11月

特長

改修の経緯

埼玉県鴻巣市の北部にある「鴻巣市立鴻巣北中学校」では、教育環境向上を図るため、老朽化したトイレの洋式化と乾式化を行う改修を計画。このたび、生徒の少ない夏休み期間中に、主な工事を終える工期・工程の中、避難所として指定されている体育館からも近い「管理棟」のトイレ改修が実施された。来校者の多い1Fには、バリアフリートイレが新設され、これにより、車いす使用者やお子様連れ、オストメイトなど、だれでも利用できるトイレ環境が整えられた。また、改修にあたっては、衛生的な環境の提供はもとより、生徒たちにとって勉強の合間にリラックスできる空間となることも考慮された。改修したトイレの利用によって、生徒たちの学習環境が向上し、より充実した教育活動が行われることが期待されている。

トイレの特長

1Fは、来校者が使用することを想定し、職員室の近くにバリアフリートイレと男女トイレを配置。2・3Fでは、生徒の利用を想定して、既存の器具数から、女子トイレの大便器と洗面器を各1台ずつ増設している。また、トイレに入りづらいと感じる生徒に配慮し、人を自然に迎え入れるようなR形状の壁や、丸みを帯びたデザインを意識して採用、温かみのある優しい空間としている。さらに、広めの洗面コーナーや、ベンチを設けた男子トイレなど、生徒がリラックスして利用できる配慮が随所になされている。器具は、生徒が掃除しやすいように、手入れのしやすさや汚れの付着しにくい陶器の便器であることや、非常時にも対応できる器具にするなど、学校関係者の声などを反映し、慎重に選定されている。

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