大阪女学院高等学校 北校舎

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ミッションスクール「大阪女学院」のキャンパス内で、高等学校のホームルームなどを備える「北校舎」は、昔の洋館の趣を残す歴史ある建築物。このたび学習環境の改善を目的に、トイレをより快適で温かみのある空間へと改修。全洋式化をはじめ、ウォシュレットや非接触配慮器具の設置、乾式清掃への変更が行われた。

建築概要

所在地 大阪市中央区玉造2-26-54
施主 学校法人大阪女学院
施工 <建築>南灯建設
<設備>ツカサ住設
敷地面積 34.410㎡
建築面積 1.163㎡
延床面積 4.928㎡
階数 地上5階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2022年7月

特長

改修の経緯

1884(明治17)年にミッションスクールとして創立した「大阪女学院」は、大阪府中央区の市街地に立地する緑豊かなキャンパスで、中学校・高等学校・短期大学・大学・大学院を擁している。そのキャンパス内で高等学校のホームルームなどを備える北校舎は、日本で数多くの伝道施設を手掛けたアメリカの建築家W.M.ヴォーリズが設計し、昔の洋館の趣を残す歴史ある建築物。トイレも適切な維持保全はされていたが、冬場は少し冷えやすい上に、便器は和式便器が中心で、湿式清掃だったために暗く冷たい印象となっていた。今回の改修は、生徒の快適性を念頭に置いた高機能化と防災機能強化の両立を目的として、全洋式化や非接触配慮器具の設置、乾式清掃への変更にむけた改修を実施した。

トイレの特長

内装は、ナチュラルな木目調とアクセントとなるピンク色のブース扉が、女子高らしく優しく温かみのある空間を演出。また、生徒が通学途中で利用する駅や公共施設のトイレが洋式化されウォシュレットの設置がすすんでいることなどから、大便器はパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式を採用し、すべての大便器に擬音装置「音姫」付きのウォシュレットPSを設置している。4Fトイレは、和式便器が中心で、入口から全体が見渡しにくく空き状況がわかりにくかったことから、全体を見渡せるレイアウトに変更された。改修後の生徒へのアンケートでは「洋式になって清潔感があるのでよくなった」「トイレが明るく綺麗になった」など多くの喜びの声が届いている。

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