「日本大学歯学部 本館」は、創設百周年事業の一環として2021(令和3)年に完成。地上7階、地下2階の建物は付属歯科病院が併設され、教育・研究・臨床を融合させた施設となっている。清潔感に満ちた爽やかなトイレ空間には、歯学を教育・研究する場として、男女ともに歯みがきコーナーが設置されている。

建築概要

所在地 東京都千代田区神田駿河台1-8-13
施主 日本大学本部管財部
設計 株式会社石本建築事務所
施工 <建築>清水建設株式会社
<設備>東洋熱工業株式会社
<電気>株式会社関電工
敷地面積 4,801.22㎡
建築面積 3,169.54㎡
延床面積 23,874.85㎡
階数 地下2階、地上7階
構造 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
竣工年月 2021年10月

特長

建物の特徴

「日本大学歯学部 本館」は、創設百周年事業の一環として2021(令和3)年に完成した。国内有数の歴史文教地区であるお茶の水エリアに位置。地上7階、地下2階の建物は、付属歯科病院が併設され実習と学習を効率的に行うことができる複合施設となっている。2018(平成30)年に先端的歯科医療の現場である付属歯科病院と創設百周年記念講堂などがある1期棟が完成。さらに、2期棟として図書室、講義室、実習室などがある新校舎が、2021(令和3)年に完成した。新校舎には、学びの場としてのグループスタディルームやラーニング・コモンズやリフレッシュとコミュニケーションの場としてのラウンジも備えられており、建物全体で教育・研究・臨床を融合させた施設を実現している。

水まわりの特長

校舎各階トイレの洗面コーナーには、歯学を教育・研究する場として、男女トイレともに歯みがきコーナーを設置。講義室や実習室が中心となる3F以上の女性トイレには、多人数への利用に備えて2人同時に利用できるよう歯みがき器(歯みがき用ボウル)を2ヶ所設置している。また、トイレ内の防犯対策として大便器ブースや洗面コーナー、スタイリングコーナー、男性トイレの小便器コーナーなどに非常用呼出ボタンを設置。洗面・スタイリングコーナーの呼出ボタンの位置は、学生の持ち物が不意に当たって誤作動しないよう検討し決定した。また、学生OBなど当施設を訪れるさまざまな利用者を想定し、車いす使用者、オストメイト、お子様連れに配慮したバリアフリートイレも設置されている。

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