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京都精華大学 悠々館
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「京都精華大学」は、京都左京区に位置する表現の総合大学である。このたびキャンパスライフをサポートする施設である「悠々館」1Fの食堂そばのトイレを改修。老朽化対策のみならず、男女比率にあわせた空間利用や荷物配慮、女性トイレのスタイリングコーナー新設など、快適性も向上させた改修が実現した。
建築概要
所在地 | 京都府京都市左京区岩倉木野町137 |
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施主 | 京都精華大学 |
設計 | 株式会社宗本晋作建築設計事務所 |
施工 | <建築>三井住友建設株式会社 <設備>東洋熱工業株式会社 |
敷地面積 | 199,811.00㎡ |
建築面積 | 2,071.53㎡ |
階数 | 地上2階 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
竣工年月 | (改修)2022年11月 |
特長
改修の経緯
「京都精華大学」は1968年(昭和43年)に創立。京都左京区に位置する表現の総合大学。国際文化学部、メディア表現学部、芸術学部、デザイン学部、マンガ学部と大学院を有し、日本で初めてのマンガ学部設置でも知られている。2016(平成28)年には"ダイバーシティ推進宣言"、2020(令和2)年12月には"京都精華大学SDGs宣言"を発表し、さまざまな差異をもつすべての大学構成員が過ごしやすい社会の構築を目指している。1997(平成9)年に竣工した「悠々館」 は、キャンパスライフをサポートする施設。1Fには食堂、2Fにはラウンジやコンビニ、画材や文具品を扱う「画箋堂」があり、一般の方も利用することができる。竣工後25年が経過し、老朽化が目立つことにより、1Fのトイレ改修に至った。
トイレの特長
今回改修したトイレは、1Fの食堂入口付近に位置。改修前は、女性トイレより男性トイレの方が広い空間だったが、学生の男女比としては約6:4で女子学生の方が多いことから、改修を機に男性トイレと女性トイレを入れ替えた。大便器ブースは、プライバシー配慮や防犯対策としてブースの間仕切りを天井まで立ち上げ、それにともない通気性に配慮し、内部には通気口を設置。さらに内部の設備がわかるようにブース前や扉にサインを掲示。また、利用者からの要望により、男性トイレにも擬音装置(音姫)付きエコリモコンや着替え配慮としてのフィッティングボードを設置。女性トイレには身だしなみ配慮として、スタンディングタイプのスタイリングコーナーを新設。老朽化対策のみならず快適性も向上させている。
採用商品
- パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式 CFS498B
- ウォシュレットPS(擬音装置「音姫」付きエコリモコン) TCF5534AE
- 棚付二連紙巻器 YH702
- 自動洗浄小便器 UFS900R
- ハイドロセラ・フロアPU AB690BR
- ツインデッキカウンター(ボウル一体タイプ) MKWE
- クリーンドライ(ハンドドライヤー) TYC420W
- フィッテングボード YKA41R
- フック YKH20R
- パブリック用手すり T113BL10/T112CU22
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