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- 枚方市立招提中学校
大阪府枚方市では「枚方市学校整備計画」に基づき、トイレの洋式化、乾式清掃化、ユニバーサルデザイン化を推進。「枚方市立招提中学校」では、フロアごとに男女トイレを分け、3Fの男子トイレは多様な利用者への配慮として大便器ブースのみとするなど、すべての子どもたちがストレスなく利用できるように改修された。
建築概要
所在地 | 大阪府枚方市招提東町2-1-12 |
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施主 | 枚方市 |
設計 | コンストラクション インベストメント マネジャーズ株式会社 |
施工 | 株式会社昌栄工務店 |
敷地面積 | 23,767㎡ |
延床面積 | 7,495㎡ |
階数 | 地上4階 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
竣工年月 | (改修)2022年8月 |
特長
改修の経緯
大阪府枚方市では、"教育施設の整備"と"学習環境の充実"に対する施策計画として位置づけられた「枚方市学校整備計画」に基づき、学校施設・設備の整備はもとより、トイレの洋式化、乾式清掃化、ユニバーサルデザイン化を、令和5年度達成を目標に推進。市内の小学校19校、47棟の改修を進めている。さらに改修後のトイレについては、生徒、保護者、教職員に対してアンケートを実施し「学校トイレ整備における基本的な考え方」として令和4年度末にまとめ、次期改修計画策定における検証が行われている。「枚方市立招提中学校」は、1973(昭和48)年に枚方市立第三中学校より分離し開校。築後50年となり老朽化が目立ってきていたため、整備計画に基づき改修された。
トイレの特長
奇数階は男子、偶数階は女子と、フロアごとに男女トイレに分けており、1F男子トイレは、学校行事や災害時の避難所となった際に生徒以外の利用が予想されることなどから、大便器・小便器を選んで利用できるよう小便器を配置。3F男子トイレは、多様な利用者への配慮として大便器ブースのみとし、すべての子どもたちがストレスなくトイレを利用することができるようにしている。トイレ入口はドアレスとし、レイアウトは窓からの採光を遮らないようブースの配置を工夫して明るいトイレになっている。また、大便器はすべて洋式化に変更し、連続洗浄ができるパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式を採用。男女とも同一の仕様ですべての大便器ブースに擬音装置を設置して、プライバシーにも配慮している。
採用商品
- パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式 CFS498BC
- ウォシュレットアプリコットP(温風乾燥付きエコリモコン) TCF5840AUPN
- ウォシュレットP TCF587
- 紙巻器 YH51R
- 音姫(トイレ用擬音装置) YES402R
- 自動洗浄小便器 UFS900R
- ハイドロセラ・フロアPU AB690系
- マーブライトカウンター(陶器タイプ) ML45
- 洗面器 L350系
- 壁掛洗面器 L270C
- 台付自動水栓 TENA40系
- パブリック用流し SK22A
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