「芝浦工業大学」では、世界に貢献できる人材育成、産学地域連携の場として、豊洲キャンパス再整備プロジェクトを実施。2022(令和4)年に、創立100周年記念プロジェクトの一環として「本部棟」が完成した。トイレは、モノトーンのスタイリッシュな空間で、すべての人が快適に利用できる配慮が込められている。

建築概要

所在地 東京都江東区豊洲3-7-5
施主 学校法人芝浦工業大学
設計・監理 株式会社日建設計
施工 <建築>鹿島建設株式会社
<設備>株式会社クリマテック
敷地面積 30,000.26㎡
建築面積 4,323.08㎡
延床面積 44,119.54㎡
階数 地上14階、地下1階
構造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート
竣工年月 2022年4月

特長

建物の特徴

「芝浦工業大学」は、"社会に学び、社会に貢献する技術者の育成"を建学の精神として、1927(昭和2)年に東京高等工商学校として創立した工業大学。2006(平成18)年に開設した豊洲キャンパスは、第二期校舎の建設を開設計画時より予定しており、創立100周年記念プロジェクトの一環として、開設以来の教育への社会ニーズや周辺環境の変化に即した設計を実施。将来にわたり世界に貢献できる人材育成の場、産学地域連携の場として、2022(令和4)年に本部棟が完成した。棟内で一番大きなボリュームとなる5~9Fのオープンラボ(壁のない共有の大空間)を主とした建築学部・デザイン工学部のスペースほか、産学連携ラボや先進国際専攻主体の研究室、学生ラウンジ、カフェ、法人本部などが配置されている。

水まわりの特長

トイレ空間は、モノトーンで統一されたスタイリッシュな空間。利用者の利便性・快適性や安全性にも配慮されている。すべて大便器には、ノズルをきれいに保つことができる『きれい除菌水』機能を備えたウォシュレットPSを設置。男女トイレとも大便器ブースの間仕切り壁を天井まで立ち上げ、防犯対策を図るとともに個室感も高めている。さらに、女性トイレには大便器ブース内と洗面コーナーに非常ボタンを設置した。器具は操作性や清掃性を重視して選定され、男女トイレの大便器・小便器は便器下の清掃が可能な壁掛式の器具を採用。さまざまな身体状況の方への配慮として多目的トイレを、すべてのフロアに設置。さらに、留学生配慮として祈祷室も設置。すべての人が心地よく利用できる配慮が込められている。

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