湘南鎌倉医療大学

建物の特徴

湘南鎌倉医療大学は、2020（令和2）年4月に医療法人徳洲会を中心とした徳洲会グループが学校法人を設立し開学した初めての4年制大学。看護学部を開設し、医療看護を取り巻く環境が大きく変化する中で活躍できる、高い技術と知識、倫理性を身に着けた品格ある看護師の育成を行う。4階建ての校舎には、研究室・実習室・講義室・情報処理室などが設けられ、学生が看護師・保健師課程を履修する。各実習室には実際の病院や医療看護施設、在宅看護で使用する器具や設備を設置し、現場を想定した実践的な学習・演習を行える環境を整えている。鎌倉市の自然に馴染む落ち着いた色合いの校舎には各所に大きな窓が設置され、明るく清潔感のある校内となっている。

水まわりの特長

衛生管理の視点から、水まわりのゾーニングを分けることは基本と考えて計画。例えば、トイレや更衣室では、洗面コーナーとスタイリングコーナーのゾーニングを分けて配置。更衣室は男女ともにスタイリングコーナーを設け、白衣を着ている全身を確認し気持ちを切り替える場、清潔を意識する場としている。また、しっかりと衛生的な手洗いを行うことができるように、洗面カウンターの下には奥行500mmの荷物棚を設置。学生が持ち歩く大きなかばんを安心して置くことができる。実習室には医療現場で使用する乳児バスや洗髪器、在宅看護で使用を想定される設備を設け、実演を通じて学ぶことができる。