「愛知学院大学」は、歯学部附属病院のある末盛キャンパスに新校舎「臨床教育研究棟」を新設。吹抜に面した多様な学びの場が「学び合い」と交流を促す。明るく清潔感のある白を基調とした建物内装は、水まわりも含めて統一されている。複数整備された口内衛生のための洗口(歯みがき)コーナーは歯学部ならではの特徴である。

建築概要

所在地 愛知県名古屋市千種区末盛通2-11
施主 学校法人 愛知学院
設計 株式会社 久米設計 中部支社
施工 <建築>株式会社熊谷組
<設備>北嶋工業株式会社
敷地面積 3,657.61㎡
建築面積 1,342.43㎡
延床面積 8,709.13㎡
階数 地下1階、地上6階
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
竣工年月 2023年8月

特長

建物の特徴

「愛知学院大学 歯学部」は、戦後最初の私立大学歯学部として1961(昭和36)年に創設された。歯科医師を目指す学生に、医学・医療・医道を3本柱とし、6年制一貫でプロフェッショナルな知識、技術、心の在り方を身につける場を提供。歯学教育・研究と歯科医療の向上を目的に、独創的なカリキュラムを編成し、豊かな教養と人間性を兼ね備えた歯科医師を、全国に約8,036名輩出している(2022年3月現在)。このたび、歯学部附属病院が設置されている末盛キャンパスに、学びの多様性に寄り添った新校舎「臨床教育研究棟」を新設。この新校舎は、臨床系の教員と臨床実習中の5年生と6年生が共存し、空中渡り廊下で附属病院とつながることから、まさに、歯科医療の最前線と一体化したキャンパスとなる。

トイレの特長

水まわりは、白を基調とした明るい清潔感のある空間に、清掃性の高い壁掛式の器具を採用。また、女性トイレすべての大便器ブースと、男女トイレの洗面コーナーに呼出ボタンを設置している。さらに、ブースの間仕切り壁を天井まで立ち上げ、ブース扉も通常よりも高めに設定するなど、プライバシー配慮や防犯対策がしっかりと施されている。また歯学部ならではの配慮として、洗口コーナーを設置。歯のケアに対する意識がとても高いことはもとより、歯学部の臨床教育研究の場として、口内衛生のための歯みがき専用スペースを確保。間仕切りで仕切られたプライベート感の高い空間で、しっかりと歯のケアがおこなえる環境が整備されている。

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