大津市立田上小学校

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滋賀県大津市の「田上小学校」の校舎は築36年が経過し、トイレに関しても改善を求める声があがっていた。トイレ改修計画を推進すべく大津市では、市立小・中学校において最初の改修現場。トイレはすべて洋式化し、ウォシュレットを設置。器具の更新だけでなく、温かみのあるトイレ空間へ改修が進められている。

建築概要

所在地 滋賀県大津市新免1-1-12
施主 大津市
設計 三和総合設計株式会社
施工 関西設備工業株式会社
敷地面積 11,329㎡
建築面積 2,390㎡
延床面積 7,759㎡
階数 地上4階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2021年11月

特長

改修の経緯

滋賀県大津市の「田上小学校」は、 1873(明治6)年に創立された歴史ある小学校。1951(昭和26)年に市町村合併にて大津市立田上小学校となり、2021(令和3)年で、148年を迎える。現在の校舎は築36年が経過し、老朽化が目立ってきており、さらにトイレに関しては、数年前から和式便器への抵抗や、臭いについて改善を求める声があがっていた。このような現状を踏まえ、大津市ではトイレ改修計画を推進。大津市内の市立小学校・中学校全55校において、最初の現場として改修が実現した。今回は北校舎と南校舎の中央トイレが改修され、来期以降は、未改修部分と体育館などの工事が計画されている。

トイレの特長

トイレはすべて洋式化し、自宅で当たり前になってきている温水洗浄便座を学校でも使用できるように、児童用・教職員用ともにウォシュレットを設置。また、使用中の姿勢保持やケガをした児童などの立ち座りをサポートするL型手すりを全ブースに備えている。大便器は、コンパクトですっきりしたデザインのパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式を採用することで、限られたトイレ内でゆとりあるスペースを確保。内装は職員で意見を出し合い、児童用は明るい木目調を床や扉に多用し、温かみのある空間を演出。教職員用はダーク系の木目調を採用し、落ち着いた雰囲気としている。

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