豊川市立西部中学校

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愛知県豊川市は、性的マイノリティへの配慮も視野に入れ、市内36小中学校のトイレ環境整備を推進。「西部中学校」では災害対策も考慮し、車いす対応の「みんなのトイレ」を校舎1Fに設置。さらに「男女共用個室トイレ」、「男女別トイレの大便器ブース」のすべてに着替え時への配慮としてフィッティングボードを設置している。

事例詳細シート

建築概要

所在地	愛知県豊川市国府町岡本24-2
施主	豊川市
設計	株式会社サトウ設計室
施工	株式会社星野工務店
敷地面積	23,761㎡
建築面積	1,430㎡
延床面積	5,606㎡
階数	地上4階
構造	鉄筋コンクリート造
竣工年月	（改修）2020年8月

特長

改修の経緯

愛知県豊川市では、2016年度から5年計画で、小中学校トイレにおける便器の洋式化率70％以上を目指し、改修工事を実施。災害対策とともに性的マイノリティへの対応も視野に入れ、各校において「みんなのトイレ」の設置も進めている。当方針に則り、「西部中学校」では、改修と同時に「みんなのトイレ」を校舎1Fに設置した。共通の入口を入った先に、みんなのトイレ・男女共用個室トイレ・男女トイレを配置することで、廊下から見ても、どこのトイレに入ったのかわからないように配慮をしている。

トイレの特長

性的マイノリティへの対応も視野に入れ、車いす対応の「みんなのトイレ」とは別に、手洗器を設置した個室完結型の「男女共用個室トイレ」を2ブース設置。すでに同様の改修をした小学校でも多くの生徒に好評を得ている。さらに、「男女共用個室トイレ」、「男女別トイレの大便器ブース」のすべてに着替え時への配慮としてフィッティングボードを設置している。