香蘭女学校中等科・高等科

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東京都品川区にある「香蘭女学校中等科・高等科」は、伝統ある中高一貫教育のミッションスクール。ナチュラルで温かみのあるトイレは、直近の改修工事によってすべて和式から洋式便器に変更されていたが、「水の流れが悪い」「タンクに水がたまるのに時間がかかる」という声を解消するために、連続使用が可能な便器へと改修された。

建築概要

所在地 東京都品川区旗の台6-22-21
施主 学校法人 香蘭女学校
設計・施工 株式会社城口研究所(本館)
大木リフォーム株式会社(東館)
敷地面積 15,651㎡
建築面積 4,663.4㎡(本館)
1,922.7㎡(東館)
延床面積 13,990.2㎡(本館)
9,613.5㎡(東館)
階数 地上3階(本館)
地下1階、地上4階(東館)
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2022年9月

特長

改修の経緯

東京都品川区にある「香蘭女学校中等科・高等科」は、中高一貫教育のミッションスクール。英国の宣教師により1888(明治21)年に設立され、以来130年以上に渡り、キリスト教の精神を教育の基盤に置きながら日本人としての心を育む伝統の教育を大切にしている。ナチュラルで温かみのあるトイレは、直近の改修工事によって、すべて和式便器からロータンク式の洋式便器に変更され、かつウォシュレットも設置されていたが、「大便器の水の流れが悪い」「タンクに水がたまるのに時間がかかる」という困りごとがあがっていた。そこで、高等科の生徒会委員が全校生徒にアンケートを行い、結果を学校側に相談したことで、このたび、大便器を交換する改修工事が実施された。

トイレの特長

従来設置されていた大便器の洗浄は、タンクに水がたまるのに時間がかかり、連続して利用する際にスムーズに洗浄ができず、回転率が悪かった。また、イベント時などにトイレの利用者が多くなると、建物の貯水槽の水がなくなるという声が上がっていた。それを解決するため、今回の改修にて、節水性とデザイン性に優れた4.8L洗浄のパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式へと改修。これにより、複数台同時に洗浄しても水圧の変動が小さく、連続洗浄が可能となった。また、東館トイレの洗浄リモコンには、電源不要で押すたびに発電するエコリモコンを選定している。

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