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「調布市立第一小学校」では、市の維持保全計画に則り、災害拠点となる施設として、防災機能強化を図る体育館の改修を実施。トイレ改修では、大便器をすべて洋式化しウォシュレットを設置。さらに、バリアフリートイレを新設するなど、平常時の快適性はもちろんのこと、有事を見据えた環境整備が実施された。
建築概要
所在地 | 東京都調布市小島町1-8-1 |
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施主 | 調布市 |
設計 | 株式会社 綜企画設計 |
施工 | 株式会社ライフスタイル |
建築面積 | 768.29㎡ |
延床面積 | 797.00㎡ |
階数 | 地上2階 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
竣工年月 | (改修)2022年12月 |
特長
改修の経緯
東京・多摩地区に位置する「調布市立第一小学校」は、2020(令和2)年に創立120周年を迎えた歴史と伝統ある小学校。市の維持保全計画に則り、災害拠点となる施設として、防災機能強化を図る体育館の改修を実施。空調機はガス供給により発電する電源自立型空調を導入。照明は避難所利用時に常夜灯としての機能を持つ調光仕様とした。またトイレはバリアフリートイレを新設するなど、平常時の快適性はもちろんのこと、有事を見据えた環境整備が実施された。また調布市では、東日本大震災を教訓として命の尊さについて学び、自らの命は自らが守るという意識を高めるため、毎年4月の第4土曜日を「調布市防災教育の日」と定め、学校と保護者、地域住民が一体となって防災訓練を市立小中学校一斉に実施している。
水まわりの特長
災害時の防災拠点となり、さらに市民への開放利用もされる体育館として、このたびのトイレ改修では、大便器をすべて洋式化しウォシュレットを設置。女子トイレは、和式・洋式で2ブースだったが1ブース増やして全洋式3ブースとなった。また、限られたスペースの中で、床下ピットなど工事への影響が小さい男子更衣室側に、改修前に体育館にはなかったバリアフリートイレを新設。バリアフリートイレには、車いす使用者やオストメイトに必要な器具がパッケージされたコンパクト・バリアフリートイレパックを採用し、ベビーチェアとベビーシートも設置している。さらに、トイレの清掃方法を湿式清掃から乾式清掃へ変更。男女更衣室内には、ユニットタイプのシャワールームを2ブースずつ設置している。
採用商品
- パブリックコンパクト便器・フラッシュバルブ式 CFS494MCHNS
- ウォシュレットPS(擬音装置「音姫」付きエコリモコン) TCF5534
- ウォシュレット アプリコットP(温風乾燥付きエコリモコン) TCF5840AUPN
- 棚付二連紙巻器 YH701
- 自動洗浄小便器 UFS900WR
- ハイドロセラ・フロアPU AB690系
- 台付自動水栓 TLE26502J
- コンパクト・バリアフリートイレパック UADAK21L1A1AND2WA
- ベビーシート YKA25S
- ベビーチェア YKA15S
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