愛知県刈谷市に本部を置く、「国立大学法人 愛知教育大学」では、施設の老朽化に伴い、順次改修を実施。今回は自然科学系・教育研究施設である自然科学棟の改修を実施。トイレも衛生性・清掃性に配慮した器具を選定。男女共用のバリアフリートイレを設置するなど、さまざまな学生のニーズが反映された。

建築概要

所在地 愛知県刈谷市井ケ谷町広沢1
施主 国立大学法人 愛知教育大学
設計 株式会社内藤建築事務所
施工 <建築>青木あすなろ建設株式会社
<設備>日本ファシリオ株式会社
<電気>株式会社弘電社
敷地面積 488,136㎡
建築面積 2,392㎡
延床面積 12,078㎡
階数 地下1階、地上5階
構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2021年6月

特長

改修の経緯

「国立大学法人 愛知教育大学」は、愛知県刈谷市に本部を置く、国立大学であり、平和で豊かな世界の実現に寄与しうる人間の教育を目指している。同大学では、施設の老朽化に伴い、順次改修を実施。設備器具は、平準化を図るため標準仕様を作成している。今回改修を行った自然科学棟は、自然科学系・教育研究施設。アクティブゾーンとして低層階にはコモンスペースなど共同利用スペースを設け、上層階は研究室や実験実習室などを集約。オープンラウンジや中庭など自然換気システムの中心となるコミュニケーションボイドを各所に設けている。施設内の教室は、多様な教育研究活動を可能とし、設備の共有化が図れるよう、柔軟なレイアウトに対応できるフレキシブルな空間としている。

トイレの特長

木目を基調とした落ち着きのあるトイレ空間。さまざまな学生のニーズに対応できるようサインや設備を計画した。1Fには、RestRoomと表示された男女共用のバリアフリートイレを2ヶ所設置。障がい者のほか、性別を問わず利用できるようなサイン計画としている。また、外部からの利用者に配慮して、乳幼児連れに対応できる器具も備えられている。スタイリングコーナーを男女トイレに、更衣スペースを女性トイレに設置。また、設備器具は衛生面に配慮し選定され、男性トイレの小便器は清掃性のよい壁掛型の自動洗浄小便器を採用、さらに尿石の付着を抑制する効果のある「きれい除菌水」を搭載の超節水タイプを採用するなど、学修環境にふさわしいトイレを実現した。

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