築31年により老朽化し和式中心であったトイレを洋式に改修。多機能トイレ増設のほか、男女トイレにひろびろブースを配置し、機能分散化を図っている。明るくゆとりのあるトイレに生まれ変わり、児童のコミュニケーションの場となっている。

建築概要

所在地 埼玉県東松山市大字東平519-1
施主 東松山市
設計 東松山市総務部管財課
施工 株式会社シオノ工業
敷地面積 13,770.42㎡
建築面積 4,194.68㎡
延床面積 6,601.96㎡
階数 地上3階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2020年1月

特長

改修の経緯

埼玉県東松山市立松山第二小学校は「まなぶ子 つよい子 にこやかな子」「友達が好き、学校が好き、笑顔輝く松二っ子」を教育目標に掲げ、328名(2019年度現在)の児童が通学している。改修前のトイレは築31年。児童が丁寧に清掃を続けてきたが、和式を中心とした湿式清掃で、給排水設備の経年劣化やトイレ設備面だけでなく内装材も老朽化が進んでいた。「学校が好き」になる要素の大切な一つであるトイレが、落ち着くことができるキレイで使いやすい空間、友達とのコミュニケーションがとりやすい空間になるように改修計画を進めた。

トイレの特長

大便器を洋式化し、乾式清掃に変更。内装は、真っ白な壁にポップなオレンジとブルーをテーマカラーとし、各トイレのアクセントになっている。3Fのトイレは5-6年生が別々に使っていたトイレを1ヶ所にまとめ、2学年が一緒に使うトイレに変更。ゆとりのある空間に設置した円形モチーフの対面式洗面カウンターが児童同士のコミュニュケーションの場になっている。児童からは5-6年生間の交流の様子やトイレの居心地の良さが好評で、「丸い洗面台の明るい色合いのトイレが気に入っている」などの声が届いている。

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