1873(明治6)年に創立。旧校舎は、築40年が経過。施設の老朽化や児童一人当たりの床面積が市内小学校の中で最も狭あいであるなどことから、建替えを実施。トイレはすべて洋式便器に変更。床は乾式清掃仕様。水まわりは極力非接触で利用できるよう器具を選定。時代にあわせた安心・安全に利用できる環境が整えられている。

建築概要

所在地 岐阜県多治見市小泉町7-90
施主 多治見市
設計 青島・日比野設計共同体
施工 岐建・吉川・加藤 特定建設工事共同企業体
敷地面積 15,679.72㎡
建築面積 4,667.85㎡
延床面積 8,599.99㎡
階数 地上3階
構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
竣工年月 2021年3月

特長

改修の経緯

「なかよく かしこく たくましく」を教育目標に掲げた多治見市立小泉小学校は、1873(明治6)年に創立。1970(昭和45)年に児童数増加により建替えられた旧校舎は、このたび築40年が経過。施設の老朽化や児童一人当たりの床面積が市内小学校の中で最も狭あいであるなど、さまざまな課題が顕在化していたため、これら課題の克服と、さらなる教育環境の充実、特に情報通信機器の利用環境の整備を図るため、建替えが実施された。建設コンセプトは、「子ども・教職員第一主義」「シンプル・イズ・ベスト」「地産地消」。シンプルで実用的な施設整備とあわせ、地元素材(タイル、木材など)を積極的に活用し地域の伝統に触れながら、児童、教職員が、安心・安全・快適に過ごせる校舎づくりを目指した。

水まわりの特長

トイレはすべて洋式便器に変更。便座は、児童用は暖房便座、教職員用はウォシュレットを採用し、床は乾式清掃仕様としている。水まわりは極力非接触で利用できるよう、人感センサーの照明器具や自動水栓などを選定。また、災害時には避難場所になるため、電源不要で、長期間使用しなくても洗浄可能な自己発電タイプの自動洗浄小便器や、自動水栓など、停電時対応に配慮した設備が採用された。さらに、ユニバーサルデザインの一環として、多機能トイレは各フロア1ヶ所ずつ設置。歯みがきをする場所として、生徒が一斉に使用できる手洗い場を適宜に設け、トイレ同様、自己発電タイプの自動水栓を設置するなど、環境や衛生面において、安心して利用できる設備が整えられている。

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