「桜花学園大学・名古屋短期大学」は、 1903(明治36)年創立の「学校法人 桜花学園」が設置した私立大学。このたび桜花学園120周年記念プロジェクトの一環として、名古屋キャンパスに新校舎を建設。アイランド型の洗面カウンターとスタイリングコーナーを分けて設置した女性トイレや、手荷物配慮を充実させるなど学生のニーズに配慮したトイレとなっている。

建築概要

所在地 愛知県豊明市栄町武侍48
施主 学校法人桜花学園
設計 株式会社青島設計
施工 <建築>株式会社奥村組 名古屋支店
<設備>川崎設備工業株式会社
敷地面積 89,460.67㎡
建築面積 1,160.05㎡
延床面積 2,847.54㎡
階数 地上3階
構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
竣工年月 2023年3月

特長

建物の特徴

「桜花学園大学・名古屋短期大学 」は、1903(明治36)年に創立した愛知県内初の私立看護学校が前身の「学校法人 桜花学園」が、設置した私立大学。2023(令和5)年に120周年を迎えるにあたり記念プロジェクトの一環として、名古屋キャンパスに、新校舎8号館を新築した。デザインコンセプトは「キャンパスに集う学生たちが、豊かな緑に抱かれ自由闊達に成長していける」とし、 建学の精神「心豊かで、気品に富み、洗練された近代女性の育成」をよりどころとした、スタイリッシュさを表現している。実世界における技術革新・グローバル化の一層の進展、社会的価値観の多様化など、新潮流に適応すべく、2024(令和6)年からは男女共学化が決定している。

トイレの特長

空間中央に配されたアイランド型の洗面カウンターが特徴的な女性トイレでは、鏡の設置がない洗面と、身繕いや化粧直し専用のスタイリングコーナーを分けて設置。目的にあわせて使い分けることで、利用者の分散が促され、混雑緩和が期待できる。また、アイランド型の洗面カウンターは、開放感を与えるとともに全体の見通しがよく、大便器ブースの空き状況も確認しやすい。さらに、学生の手荷物配慮を充実。大便器ブース内のライニングや複数のフック設置、洗面カウンターの中央に設えたドライゾーン、スタイリングコーナーの荷物棚など、各コーナーの要所に手荷物のための配慮が施されおり、学生のニーズを取り入れたトイレとなっている。

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