「名城大学」は、中部圏最大規模の私立総合大学。今回「研究実験棟Ⅳ」が、天白キャンパス内に新築された。高い意匠性で居心地のよく設計され、トイレも「ALL GENDER」のサインが掲示されたバリアフリートイレを各階に1ヶ所設置。性別を問わず、気持ちよく利用できる快適性と機能性が整えられている。

建築概要

所在地 愛知県名古屋市天白区塩釜口1-501
施主 学校法人名城大学
設計 株式会社日本設計
施工 株式会社熊谷組
敷地面積 122,613㎡
建築面積 2,345㎡
延床面積 16,413㎡
階数 地下1階、地上7階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 2022年3月

特長

建物の特徴

「名城大学」は、中部圏最大の規模と歴史を誇る文理融合型の私立総合大学。立学の精神である「穏健中正で実行力に富み、国家、社会の信頼に値する人材を育成する」に基づき、社会が求めるバランス感覚と実行力を兼ね備えた人材の育成に努めている。今回キャンパス再開発計画の一環として天白キャンパス内に「研究実験棟Ⅳ」が新築された。理工学部の研究室・実験室・演習室などのほか、低層階にはキャンパスアプローチに面する学生ホールや開放的なラーニングコモンズ、全学共用の講義室が設けられた、高度で最先端の教育研究環境である。内装には、磁器質タイルやウッドデッキ、広がり感のある天井デザインなどが用いられ、利用者の居心地のよさを感じられるよう設計された特徴的な空間となっている。

水まわりの特長

トイレは、ナチュラルな木調で整えられた空間の中に、学生が気持ちよく利用ができる快適性と維持・メンテナンスを考慮した機能をあわせ持った衛生器具の選定や仕上がりが施されている。女性トイレには、身づくろいや化粧直しができるスタイリングコーナーと、着替え用のフィッティングボードが設置された大便器ブースを1ヶ所ずつ設置し、女性配慮が行き届いたトイレ空間が実現。また、各階には、車いす使用者やオストメイト(1Fのみ)だけでなく、着替えの配慮としてフィッティングボードも完備したバリアフリートイレを1ヶ所ずつ設置している。 さらに、バリアフリートイレには、性別を問わず利用ができる「ALL GENDER」のサインも掲示されており、利用者の多様性にもきめ細かく配慮している。

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