自らの工夫と努力が 実績に反映される醍醐味

人々の日々の暮らしを支えるものを扱うメーカーに絞って就活をしました。

その中でTOTOに決めたのは、TOTOと取引のある会社に勤める知人から、TOTOの営業担当の話を聞き、「こういう人たちと一緒に働いてみたい」と思ったからです。また、選考過程においても、採用担当者は、緊張している自分をなごませてくれながら、丁寧に話しを聞いてくれました。この誠実な対応に、ますます志望度が上がりました。

３年目から木建ルートに加え、リテール部門（家電量販店様）を担当しています。その役割は、店舗に通い、売れ筋などの情報をヒアリングしながら、家電量販店様に提案を行うことです。

その中で感じる面白さは、店頭でエンドユーザー様のご要望などの情報を直接得られることです。

以前、店舗を訪問した際、ユニットバスルームをご使用いただいているお客様が販売員の方に、浴室内のカウンター部分が取外しできないために掃除がしにくいとご相談されている場面に遭遇しました。

他社は、取り外しができるのに、TOTOはどうしてできないのか？納得されていないご様子でした。

そこで、私は、TOTOはあえて清掃性を追求するためにこのような構造を採用している、TOTOのこだわりには、理由があることをご説明しました。

すると、納得してくださり、TOTO商品に対する評価を180度変えることができました。

このように、店舗でエンドユーザー様ご意見やご要望を聞くことは、とても大切な機会であるとともに、あらためて情報を正しく、そしてわかりやすく伝えていくことの大切さを感じています。

４年間、同じエリアを担当しているので、次は別のエリアグループに異動して自分の実力を試してみたいです。違う環境の中で成果を出すことができて初めて物差しができて、自分流の営業スタイルが確立できると思うからです。また、営業活動を行う中で、「もう少しやり方を変えれば、効率が上がるのに」と思うこともあり、ゆくゆくは営業支援を担う部署や、人財採用の仕事もしてみたいとも思っています。

自分は就活では、思うように内定をもらえず、苦労したタイプでした。周りが内定をもらい出すと孤独を感じて辛かったですね。でも、そういう時に助けてくれるのは家族や友人たちです。

思い切って相談をしたころから肩の力が抜けて、結果が出るようになりました。友達は自分が思っている以上に親身になって話を聞いてくれるものですよ。