5年目に海外トレーニー制度(当時。現在は別名称)に応募し合格しました。実はそれまでも海外勤務を視野に入れて、休みの日は外国人観光客向けのゲストハウスでボランティアスタッフとして働き、英語力を磨いていたのです。そして6年目にインド・ニューデリーに赴任。当初戸惑ったのは、生活文化、ビジネス習慣の違いでした。そこで地方に半年間行き、現地スタッフと二人で仕事に取り組む中で、インドでのTOTOビジネスを一から学びました。その後、ターニングポイントとなったのは、インド初の直営ショールーム立ち上げに際して、着工から完工、開業まで、さらにショールームスタッフの採用・育成に取り組んだことです。そこで最も重視したのは、スタッフ皆とTOTO のショールームの役割を一から共有すること、TOTOのビジョンに沿った展示やお客様サービスを徹底することです。その努力のかいあって、開業後、今に至るまでスムーズに運営ができ、それが売上向上にもつながっています。