実は、私に経理の仕事の本質を気づかせてくれたのは、入社当初、上司に言われた一言でした。仕事の結果を報告した時に、「今の報告は“仕事”ではなく“作業”をした結果だね」と。経理の仕事では、数字の裏側にどんな背景があるのか、なぜこの仕訳になるのか、税務上の観点で問題ないかなど、いろいろな視点で数字を紐解くことが何よりも重要であることを教えていただき、仕事に向かう姿勢が一変しました。その後、一つ一つの数字を紐解いていく中で自分が会社に貢献できる部分を見出せるようになると、成果も出せるようになり、仕事がどんどん面白くなっていきました。