総合研究所
S.H
工学研究科 機械専攻科専攻 2016年入社
TOTOとの出会いは学生時代に参加した学会でした。流体力学の中でも数値シミュレーションというマニアックな研究に取り組んでいた私にとって、TOTOの発表内容は衝撃的でした。非常に難度の高い数値シミュレーションをスーパーコンピュータで大規模に行なっていること、しかも、そのシミュレーションソフトを一から自作していること。そして何よりもその研究が身近なトイレのものづくりに役立っていることに驚きを覚えたのです。その後、参加したTOTOのインターンシップでは、社員の学術的なレベルの高さに脱帽しました。実験をして現象を考察する際、理論式を書き連ねていき、実際に理論を駆使しているところを見て、シンプルにかっこいいなと思いました。この時点で、TOTOで働きたいという思いは決定的になりました。
2年目から4年目にかけて取り組んだのは、次期浴室機器の研究でした。私はその中でも入社前から興味を持っていた流体制御パーツの設計を担当しました。結果的に商品化には至りませんでしたが、チーム一丸となってベストを尽くした過程で得た知見はTOTOとしての財産になるはずです。また、自分としては、経験豊富なベテランの技術者と一緒に仕事をする中で、技術はもちろん、「ものづくりの考え方やノウハウ」をみっちり教えてもらったことが大きな財産になりました。振り返ると、技術者としての経験値を飛躍的に高めた3年間だったと思います。
総合研究所
工学研究科 機械専攻科専攻 2016年入社
大学時代、流体力学を研究。入社後、総合研究所に配属。現在は新商品にむけて、新形状の設計・解析・試作・評価、制御系構築、市場価値検証、特許活動に取り組む。
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