リモデルサポートデスクに寄せられるご質問から、「リフォーム費用」に関するQ&Aをまとめました。
Q1どうすればリフォームにかかる費用を知ることができるの?
A リフォームにかかる費用は、お住まいの状況や建築条件、希望するリフォーム内容によって異なります。正確な費用を知りたい場合は、リフォーム店にご自宅を見てもらいましょう。
目安の費用を知りたい場合は、こちらでリフォーム参考価格をご紹介しています。
Q2上手な資金計画の立て方は?
A 雑誌のリフォーム実例集やリフォーム会社のカタログ、Webサイトの実例にリフォーム内容と費用が掲載されています。まずは希望するリフォームがいくらくらいでできそうなのか、相場を把握しましょう。
また、リフォームローンは返済比率(1年間の税込年収に占める住宅ローンの割合)を20~25%以内に収めるのが理想的といわれています。
資金計画はこちらも参考にしてみてください。
Q3見積り金額が、妥当かどうか判断するコツは?
A まずは、希望するリフォームの費用の相場について、雑誌のリフォーム実例集やリフォーム店のカタログ、Webサイトの実例ページなど複数の資料を参考にしながら見当をつけておきましょう。
そして、リフォーム店からもらった見積額とWebサイトに掲載されている実例の金額に大きな差があったり、相見積りを依頼した複数のリフォーム店の見積り金額にばらつきがある場合は、その理由をわかるまで説明してもらいましょう。
Q4リフォーム費用を支払うタイミングや支払方法は?
A リフォーム費用を支払うタイミングと支払い方法は、リフォーム店によってさまざまです。
工事完了後に一括で支払うケースも多いですが、リフォームの規模や工期によっては2回払い(契約時の着手金、引き渡し後の残金)や3回払い(着手金、工事50%完了時の中間金、残金前受金・中間金・完成引き渡し時)の場合もあります。
支払い方法は銀行振り込みが一般的ですが、手渡しの場合もあります。また、ローン利用時の支払い方法はローン会社によって異なります。支払い条件は契約時にしっかり確認しておくといいですね。
なお、リフォーム会社が発行する請求書や領収書、金融機関の振り込み控えなどは、念のため契約書と一緒にすべて保管しておきましょう。
関連Q&A
Q5追加費用が発生するのはどういう場合が考えられる?
A 建物によっては解体してから欠陥などが判明することもあるため、当初提示された金額から上がるケースもあります。具体的には、床や壁を剥がしたときに柱や土台が腐っていれば、取り替えたり補強しなければなりません。また、リフォーム範囲を拡大したり、設備機器のグレードアップをするなど工事途中に発生した変更も、追加費用となる場合があります。
どの範囲までが契約金額に含まれ、どこからが追加料金となるのか、契約時にしっかり確認しておきましょう。
Q6リフォームではローンも使えるの?
A リフォームにおける代表的な公的ローンは「住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)」の一般リフォームローンで、本格的な増改築などで利用することができます。そのほか、地方自治体でもリフォームローンを扱っています。
リフォーム店が信販会社と提携して提供しているローンもありますので、ローンに関してはリフォーム店にも相談してみてください。
Q7見積書の見方がよくわからない…。
リフォーム店から見積書をもらったときは、総額をチェックするだけでなく、依頼通りに設備・仕様が盛り込まれているか、どの工事にいくらかかるかといった内訳までじっくり確認しましょう。中には「見積り一式」と大ざっぱに記載されている場合もありますが、そんなときは遠慮することなく明細を尋ねることをおすすめします。
見積り段階では、何度でも変更が可能です。不明点や疑問点があれば、納得のいくまでリフォーム店に質問するようにしてみてください。
見積書の見方を詳しくご紹介しています。
Q8上手に見積りを取るコツは?
リフォーム店に見積りを依頼する際、リフォームの目的をしっかりと伝えることがコツとなります。併せて、リフォームのきっかけや好みのテイスト、住まいに求めることなどを遠慮せずに伝えるといいですね。予算額(上限額)が決まっている場合は、正直に金額を伝えることも欠かせないポイントです。
また、複数のリフォーム店に見積りを取る場合は、同じ条件・内容を伝えましょう。同じ条件で見積りを依頼すれば、比較検討しやすくなります。
Q9見積りは、何社から取るのが一般的?
ぜひ2~3社から取ることをおすすめします。
1つの会社から複数の設計プランと見積りを提案されることが多いので、実際に検討する見積りの数は依頼した会社の数よりも多くなるはずです。
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