トイレや洗面台などの水まわりは、毎日必ず使うもの。だからデザインはもちろん、使いやすさや清潔さのキープも含めて、「心から気に入る空間」にしたいですよね。今回は、日本最大のインテリアサイト「RoomClip(ルームクリップ)」から、水まわりのリフォームで理想空間を叶えたユーザーさんのインタビューをお届け。修理と迷った結果、リフォームを選んだという理由やその後の使い勝手を詳しくうかがいました♪
目次
1.修理?リフォーム?決め手となったのは「これからの暮らし方」
2.実際に見て、触って、確かめて。イメージがわくショールーム巡り
お話をうかがったのは、hiyo.pietさん。まるで花や木が季節に合わせて街を彩るように、ファブリックや小物をチェンジしながら四季折々のインテリアを楽しんでいます。
そんなhiyo.pietさんが1階、2階両方のトイレのリフォームに踏み切ったのは2年前のこと。さらに翌年、洗面台もチェンジし、水まわりがパッと明るく生まれ変わりました。
「トイレのリフォームをしたのは、住み始めて17年目の頃です。中古物件だったので入居時にリフォームをしましたが、2階はトイレ本体はそのままに、内装のみ手を加えて使っていました。2階のトイレは建築当初からのものでしたから、30年以上経っていたことになります。その後、水漏れのトラブルで修理業者に見てもらったところ、内部の経年劣化が進んでいたようで、買い替えをすすめられました」
最初は、不具合のあった2階のトイレのみ新しくする予定だったというhiyo.pietさん。でも、すでに17年が経っている1階のトイレも、時間差でリフォームが必要になるのは明らかでした。
「うちは娘がすでに独立し、一緒に暮らす息子も社会人。ここで一気にリフォームを終えておけばラクだし、老後までの負担も少ないのではと思いました。それに、新しいトイレは節水や汚れの落ちやすさなど、機能も充実していますよね。古いトイレはすぐに黒ずみ汚れがつくのもストレスだったんです。そんな話をするうちに、最初は『まだ使えているし、2階だけでいいんじゃない?』と言っていた夫も、1階トイレのリフォームに賛成してくれました」
hiyo.pietさんが1階、2階どちらのトイレにも選んだウォシュレットはTOTOの「アプリコット」シリーズです。
「メーカーやモデルを選ぶにあたっては、ネットもたくさん見ましたが、やはり実際に見て、触って、座って(笑)、自分のからだで確かめるのが一番ですね。特に水まわりは、デザインだけでなく機能や使い心地がとても大事ですから、4〜5社のショールームを回ったと思います。
その中で、長い歴史を含め、品質やこだわりがとても信頼できると感じたのがTOTOでした。リフォーム前に使っていたトイレも、ひとつはTOTOのものだったんです。もうひとつのトイレと比較しても、汚れ落ちがいいのを実感していましたので迷いはありませんでした。ショールームに行くとプロの意見も聞けますし、情報もわかりやすい。これからリフォームを考える人には、ぜひ面倒がらずに現地に足を運ぶことをおすすめしたいです」
「お客さまも使う1階(写真左)は、明るく元気いっぱいのビタミンカラーです。背面にタイルを貼るのは最初から決めていたイメージで、たまたまネットショップで見つけたガラスタイルにひとめぼれ。光の受け方や時間によって、オーロラのように色合いが変わるところも気に入っています」
2階(写真右)はぐっと雰囲気を変え、シックなイメージに。大好きなブルーに、アクセントのネイビーを添えました。
「色で気分を変えるのが好きで、リビングは季節ごとに模様替えを楽しんでいますが、寝室は一年中ブルーで統一しています。そのくらい、この色が落ち着くし大好きなんです。2階は家族しか使わないので、自分が一番好きな色に決めました」
「リフォーム後、とにかくお手入れがラクになりました。トイレ本体を変えたことで、便器部分の表面がなめらかで汚れも落ちやすくなりました。ウォシュレットにはプレミストといって、汚れがツルンと落ちるように使用前に便器の内側にサッと水をかけてくれる機能があるんです。このおかげで汚れがつきづらく、トイレ掃除のストレスがありません。以前は掃除というと、こびりついた汚れを取るために、強い洗剤をかけてゴシゴシ……。でも今は汚れを落とすためではなく、白さをキープするためにささっとお手入れ、という感覚で、清潔さをラクに保てることも安心感につながっています。1階のトイレは、ドアを開けた瞬間に目に飛び込むイエローに気持ちも明るくなり元気をもらえます。お客さまからも、『明るくて気持ちがいいトイレね』と好評です」
さて翌年、洗面台のリフォームも行ったhiyo.pietさん。きっかけは、お風呂の換気・乾燥システムの不具合でした。
「洗面台まわりも入居時に取り替えておらず、古さが気になっていました。気分も上がらず、いつか変えたいと思いながらもそのままになっていた部分です。でも、この先のことを考えてお風呂を取り替えるタイミングに合わせたほうが、あとあと気持ちよく過ごせそうだとリフォームに踏み切りました。
わが家は洗面台そばにある窓を干渉しないデザインであることや、洗面ボウルを片側に寄せられるプランがあること、そしてペットを洗えるシャワー水栓が必須条件でした。すべての希望条件をクリアし、セミオーダーができるモデルの中から選んだのがTOTOの「エスクア」シリーズです。
「ショールームで、夫が『エスクア』のクリスタルカウンターをすっかり気に入ったんです。半透明のクリアな質感はわたしもきれいだなと思いましたが、一方でこの美しさを保つのは、お掃除が大変なのでは……?と、ちょっと不安もありました。
でも実際に使ってみると、汚れが付いても軽くこすればキレイに。半年ほど使ってみて感じるのは、洗面ボウルとカウンターが一体型だと、とにかくお手入れがラクだということでした。つなぎ目があると汚れが溜まりやすくカビの原因になりますが、そういった心配もありません」
「収納棚も、天井までのたっぷりサイズにしたら、タオルや洗剤などのストック品も気兼ねなく収納できるうえ、天井との隙間がないのでホコリがたまらずお掃除もラクになりました」
「とにかくお手入れが簡単だから気持ちが軽くなったことが何より嬉しいです。デザインと同じくらい機能や材質のクオリティも重視してよかったと感じています。トイレや洗面台は、常に清潔にしておきたい場所。掃除やお手入れのしやすさは、自分の手間を減らし、暮らしやすさに直結するんだと実感しました。先のことを考えると、リフォームという選択はわが家にぴったりだったと感じています」
さらにリフォームは、大好きなインテリアの世界も広げてくれました。特にトイレは、hiyo.piet さん自身、「自分の好きなものをぎゅっと詰め込んだ」と言います。
今は、好きなアートを飾ったり、棚をDIYしたりと、さらに自分好みのインテリアに整えているところなのだそうです。
「リフォームをして、心からよかった!」と話してくれたhiyo.pietさん。小さなスペースのリフォームで叶う、ごきげんな毎日。生活に直結する水まわりを整えることは、「暮らしの質を整えること」とも言えそうです。
リフォームは大きな決断。だからこそ、思い切るときにはじっくり調べて、ショールームにも足を運んでみてはいかがでしょう。その先に、充実の新しい暮らしが待っているはずです。
記事提供:
取材したユーザー:hiyo.piet さん
記事作成日:2023/3/30
※このページに書いてある内容は記事作成日時点のものです
リフォーム後の暮らしが見られる写真がいっぱい!
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