江南市布袋駅東複合公共施設

建物の特徴

「江南市布袋駅東複合公共施設」は、愛知県江南市の南玄関口にふさわしいにぎわいを生む場であり、安心して住み続けられるまちの交流施設として2023（令和5）年4月にオープンされた複合公共施設である。1Fは、地域交流センターとして多目的に利用できる会議室やオープンスペース、カフェなどで構成。2Fは、保健センターや子育て支援センターを集約配置した子育て支援のワンストップ拠点。さらに3・4Fには図書館を備え、イベントホールやコワーキングブースなども設置している。また、駅前の複合公共施設として、災害時には帰宅困難者の受け入れが発生することを考慮し、1Fは停電時の給水に影響を及ぼさない市水道を直圧で引くなどの対策を講じている。

水まわりの特長

地域のだれもが安心して利用できるよう、利用者のことを考えたトイレ・水まわり設備を完備。特に、子育て拠点としての機能が充実している施設であるため、乳幼児連れの利用配慮を充実。授乳室やおむつ交換スペースの複数設置や、成長にあわせて幼児が自立して使えるようにキッズトイレを備えている。また、災害発生などの非常時でも市民が安心して利用できるよう、駅前広場からつながる1Fについては、発電タイプの自動水栓や自動洗浄小便器を採用している。施設で働くスタッフの環境整備としても、職員専用トイレや休憩室の手洗いコーナーの設置など、安心して使用できる設備設計が施されている。