福岡市の将来をリードする先進的モデルとして、都市づくりを進めているアイランドシティ。「island eye(アイランド アイ)」は、その中に誕生した複合施設である。商業施設棟のトイレは、開放的な建物の雰囲気にマッチしたやさしいイメージを創出。シアター棟のトイレには、優美な空間演出が施されている。

建築概要

所在地 福岡県福岡市東区香椎照葉6-6-6
施主 福岡アイランドシティ特定目的会社
設計 株式会社梓設計
施工 大和ハウス工業株式会社
敷地面積 75,131.08㎡
建築面積 9,607.83㎡(商業施設棟)
1,135.85㎡(シアター棟)
延床面積 17,721.14㎡(商業施設棟)
1,583.80㎡(シアター棟)
階数 地上2階(商業施設棟)
地下1階、地上3階(シアター棟)
構造 鉄骨造
竣工年月 2020年2月

特長

建物の特徴

九州とアジア・世界をつなぐ玄関口、博多湾の港湾機能の強化などを目的に、福岡市の将来をリードする先進的モデルとして都市づくりを進めているアイランドシティ。「island eye(アイランド アイ)」は、その中に新しくオープンした複合施設である。「いつ来ても、どこを歩いても『楽しい一日』と出会える」をコンセプトに、子供からお年寄り、地元住民、観光客など、幅広い方々をターゲットに、初めての体験・感動を提供する。ショッピングやグルメが楽しめる九州初出店を含む個性豊かなテナントが集う商業施設、九州が生んだ歌劇団「歌劇ザ・レビュー」の専用劇場、MICE(会議・イベント会場)施設、ホテル(2020(令和2)年秋開業予定)が集結した、ほかに例のない施設である。

トイレの特長

商業施設棟の4ヶ所のトイレは、建物のどの位置からもアクセスしやすいように、各階のエレベーターや階段などのコアまわりに配置し、利用者にとってわかりやすいよう配慮した。男女トイレそれぞれに、ベビーシートやベビーチェア・フィッテングボードを備えたベビーカーごと入れる広めのブースや授乳室を設置するなど、お子様連れにも安心して利用できる配慮を充実した。シアター棟のトイレは、歌劇団のロゴマークである「ブルーローズ」をあしらった優美な空間演出を施している。ローシルエットでシンプルデザインの連続洗浄が可能なパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式を採用し、利用者の快適性はもちろんのこと、環境や清掃性にも配慮したトイレとなっている。

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