「VISON[ヴィソン]」は、三重県の中央部多気町に開業された「癒・食・知」を軸とする、日本最大級の商業リゾート施設。景色と調和する美しく個性的な各エリアには、それぞれ複数のトイレを整備。エリアの意匠性にふさわしい空間とし、さまざまな利用者が安心して使用できる設備を整えている。

建築概要

所在地 三重県多気郡多気町ヴィソン672-1
施主 合同会社三重故郷創生プロジェクト
運営 ヴィソン多気株式会社
設計 丸亀産業株式会社(和ヴィソン トイレ棟)
株式会社赤坂知也建築設計事務所、船谷建設株式会社、有限会社スペースアップ設計工房 (本草エリア 本草湯)
株式会社アスカ総合設計(サンセバスチャン通り 菓子舗 井村屋)
施工 丸亀産業株式会社(和ヴィソン トイレ棟)
船谷建設株式会社(本草エリア 本草湯)
株式会社大藤工務店(サンセバスチャン通り 菓子舗 井村屋)
敷地面積 約1,190,000㎡(施設全体)
竣工年月 2021年7月

特長

建物の特徴

2021(令和3)年7月に開業した「VISON[ヴィソン]」は、伊勢神宮や世界遺産熊野古道へのアクセスに便利な三重県の中央部、多気郡多気町に位置し、日本初認可となる高速道路の多気ヴィソンスマートインターチェンジと直結した、日本最大級の商業リゾート施設。「美しい村」=「美村」をその名の由来とし、東京ドーム24個分の敷地には、国内外の有名なシェフが手掛けるレストランをはじめ、温浴施設や産直市場、スウィーツエリア、オーガニック農園、木育施設など「癒・食・知」を軸とした約70店が出店している。さらに、宿泊施設もあり、多種多様な店舗での買い物や体験を、時間を気にすることなく楽しむことができるようになっている。

水まわりの特長

家族や友人、乳幼児や高齢者など、さまざまな利用者が安心して楽しめるよう、各エリアにはそれぞれ複数のトイレを準備。車イスでも利用できる充分な広さのバリアフリートイレには、乳幼児連れのための設備も完備。また、景色と調和し、訪れる人を楽しませるエリアごとの美しく個性的な外観・雰囲気は、トイレにもその意匠性が取り込まれており、それぞれがそのエリアにふさわしい設えとなっている。さらに、大便器のほとんどにデザイン性と節水性に優れたウォシュレット一体形便器が採用され、それらの空間に溶け込んでいる。トイレ以外の場所にも、非接触で手洗いができるコーナーを設けるなどして、安心して過ごすための水まわりを提供している。

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