「東京ポートシティ竹芝」は、国家戦略特別区域計画の特定事業として誕生した大規模複合施設。オフィスタワーは、その中核となる。トイレも、ワーカーが快適に過ごせるオフィスフロアトイレをはじめ、商業ゾーンには男女別トイレと個室完結型のALL GENDERトイレを配するなど、国際ビジネス拠点にふさわしいものとなっている。

建築概要

所在地 東京都港区海岸1-7-1
事業主 株式会社アルベログランデ
設計 鹿島・久米設計工事監理業務共同企業体
デザイン監修 <外装>KOHN PEDERSEN
    FOX ASSOCIATES
施工 鹿島建設株式会社
敷地面積 約12,156㎡
建築面積 約9,558㎡
延床面積 約182,052㎡
階数 地上40階、地下2階
構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、 鉄筋コンクリート造
工事期間 2016年5月~2020年5月

特長

建物の特徴

「東京ポートシティ竹芝」は、東急不動産株式会社と鹿島建設株式会社が設立した事業会社「アルベログランデ」が国家戦略特別区域計画の特定事業(都市計画法等の特例)として開発した大規模複合施設。40階建てのオフィスタワーは、その中核となる最先端スマートビルである。オフィスフロアは9F~39F、8Fのクリエイションフロアには、シェアオフィスやスタジオ、1Fにはホールを設置。さらに、2~5Fに東京都立産業貿易センター浜松町館、さらに1~3Fの商業ゾーンから構成されている。2~6F部分には、緑に囲まれたスキップテラスを配置。豊かな自然に囲まれた本計画の立地特性を生かし、水と緑を感じながら働く新しいワークスタイルを提案。多様化するニーズに応える国際ビジネス拠点となっている。

水まわりの特長

オフィスフロアのトイレは、男女ともにスタイリングコーナーを設置。女性トイレのスタイリングコーナーやオープンタイプのパントリーには、大きな窓からの外光を取り入れるなど、ワーカーが快適に過ごすことができるよう、きめ細かく配慮されている。商業ゾーントイレには、男女別トイレと個室完結型のALL GENDERトイレを設置。さらにムスリムへ配慮した祈祷室を設置し、多様化するワーカーへの配慮をはじめとして商業施設のお客様など、東京ポートシティ竹芝を利用するだれもが快適に利用できる水まわり空間が追求されている。ホールのトイレは、男女トイレの中央に可動式の間仕切壁を設け、イベントに応じて男女の器具数が変更できるなど、機能的な工夫がなされている。

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