空気調和・衛生設備事業のパイオニア「須賀工業株式会社」は、創業120周年記念事業の一環として、新本社ビルを完成。トイレも、ウェルネスオフィスにふさわしい快適性、衛生性を実現。さらに環境配慮された節水・節電器具を採用するなど、「健康になる環境デザイン」というコンセプトが体現されている。

建築概要

所在地 東京都江東区富岡町1-26-20
施主 須賀工業株式会社
設計 株式会社日本設計
株式会社安井建築設計事務所
施工 <建築>株式会社 大林組
<内装>株式会社 すが設備サービス
<トイレ施工協力>TOTOアクアエンジ株式会社
敷地面積 546.54㎡
建築面積 453.20㎡
延床面積 3,781.67㎡
階数 地下1階、地上9階
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造(地下)、鉄骨造(地上)
竣工年月 2022年2月

特長

建物の特徴

空気調和・衛生設備事業のパイオニア「須賀工業株式会社」は、1901(明治34)年創業。120周年記念事業の一環として、新本社ビルが完成。「健康になる環境デザイン」をコンセプトとし、従業員が安全・安心で快適に多様な働き方を実現するウェルネスオフィスを実現した。南側は、ひろびろとしたフリーアドレスの執務室やフリースペース、カフェコーナー、キッチンを配置。非常時でも電気に頼らず建物の基本性能(給排水/換気/採光)を維持できるBCP対策や国土交通省のサステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)の採択要件である省エネルギー性能としてのBELS5☆(ZEB Ready)と、建築環境総合性能評価システムのCASBEE-建築(新築)のSランクで、それぞれ外部認証を取得している。

トイレの特長

北側の階段室の両端に男女トイレを配置し、執務室からトイレへの出入りが見えないように配慮している。また、トイレ入口は手かざしの自動ドアを採用するなど、可能な限りの非接触を目指した。器具選定においては、節水型器具、節電性に優れた器具が採用され、さらに自己発電仕様を選定。通常、電気により行われる大便器の洗浄には、停電時は手動で水を流すことができる「停電時洗浄レバー」仕様を採用。また、新築時のメリットだけでなく、日常の維持管理がしやすく、将来的な改修時の負荷軽減も考慮し、器具は床上配管で、短工期・省施工であるシステムトイレを選定している。

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