「グランスタ東京」は、JR東日本最大規模のエキナカ商業施設であり、今までのエキナカの概念を超える新体験を提供する場として、東京駅の新しい魅力を創出している。トイレも「水景」をコンセプトとし、内装はもとよりさまざまな演出で、新たな癒しと驚きを提供。ICT技術を用いた空き状況の表示など、最新技術も活用されている。

建築概要

所在地 東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅
施主 株式会社鉄道会館
設計 株式会社JR東日本建築設計
デザイン 株式会社船場
施工 RB工装株式会社
延床面積 11,300㎡(店舗面積)
階数 地下1階、地上1階
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造
竣工年月 2020年8月

特長

建物の特徴

「グランスタ東京」は、JR東京駅構内に2020(令和2)年8月にオープンしたJR東日本最大規模のエキナカ商業施設。「TRY NEW TOKYO ST.」をコンセプトに、今までのエキナカの概念を超える新体験を提供する場である。開業にあわせ、新たに東京駅丸の内側と八重洲側を地下でつなぐ「北地下自由通路」に直結する改札口を新設し、駅全体のスムーズな移動が可能になった。また、東京駅初の本格的なイベントスペース機能をもった「スクエア ゼロ」も新設。吹き抜け空間を利用した日本全国のヒト・モノ・コトを結びつける情報発信の場となっており、東京駅の新たな待合空間となっている。通路でも、本物の伝統工芸を配し、空間全体で東京・江戸の伝統美や文化を発信。東京駅の新しい魅力を創出している。

トイレの特長

トイレは「水景」をコンセプトとし、内装はもとより入口に設置された大型サイネージをはじめさまざまな演出で、新たな癒しと驚きを提供する場となっている。各トイレブース内には、鉄道で訪れることのできる日本全国の水景を紹介。洗面空間では、本物の水を壁伝いに流す装飾を設置するなど、随所で水を連想させる。すべてのブースにウォシュレット、ベビーチェア、手すりを設置。うち1ヶ所はベビーカーごと入ることができ、フィッティングボードを設置したひろびろブースを設置。さらに、ICT技術を用い、トイレ入口と「東京ステーションナビ」アプリでブースの空室状況が確認できる。感染対策としてはトイレ全体を抗ウイルス・抗菌仕様に施工。当面の間、ハンドドライヤーは蓋をして使用不可となっている。

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