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- 兵庫県立兵庫津(ひょうごのつ)ミュージアム 初代県庁館
「兵庫県立兵庫津ミュージアム」に、このたび開館された「初代県庁館」は、幕末・明治期に置かれた最初の兵庫県庁を復元したものである。施設には、男女トイレに加えバリアフリートイレを設置したトイレと休憩処専用の2ヶ所のトイレを設置。機器も節水性、メンテナンス性に配慮した選定がなされている。
建築概要
所在地 | 兵庫県神戸市兵庫区中之島2-1-17 |
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施主 | 兵庫県企画部地域振興課 |
設計 | 株式会社いるか設計集団 兵庫県まちづくり部営繕課・設備課 |
施工 | <建築>荻野建設株式会社 <機械>有元温調株式会社 <電気>株式会社吉澤 |
敷地面積 | 5,690.22㎡ |
建築面積 | 597.2㎡ |
延床面積 | 498.5㎡ |
階数 | 地上1階 |
構造 | 鉄骨造、木造 |
竣工年月 | 2021年8月 |
特長
施設の特徴
兵庫津(ひょうごのつ)は、千年を超える歴史を誇る港湾都市であり、初代兵庫県庁が置かれた兵庫県発祥の地である。その地に整備が進められている「兵庫県立兵庫津ミュージアム」は、2021(令和3)年11月に開館された「初代県庁館」と博物館施設「ひょうごはじまり館」(2022(令和4)年11月開館予定)の2つが一体となった施設。兵庫津の歴史、県の成り立ち、県を構成する五国(摂津・播磨・但馬・丹波・淡路)の魅力や多様性を発信。「ここにしかない歴史を発見し、兵庫ファンを増やす拠点施設」を目指している。このたび開館された「初代県庁館」は、幕末・明治初期に最初の兵庫県庁が置かれた、元大坂町奉行所管轄の兵庫勤番所の建物が当時の絵図面をもとに復元されたものである。
トイレの特長
「初代県庁館」エリアには、2ヶ所のトイレを設置。施設に訪れた方が利用しやすいよう施設内の通路沿いに設けられた「旧船見番小屋」のトイレは、男女トイレに加えバリアフリートイレを設置。さまざまな利用者に対応できるように配慮している。カフェスペースともなる「取次役所」には、休憩処利用者のために専用のトイレを用意。性別問わず利用できる男女共用の個室完結型トイレを設置。さらにトイレ前室には、飲食の前後に手洗いができる手洗い場も用意している。水栓や衛生器具は、節水商品を選定。さらに、便器も、きれい除菌水を搭載したウォシュレットアプリコットPや、掃除口付のパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式などを採用、メンテナンス性の向上も考慮して選定されている。
採用商品
- パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式 CFS49*系
- ウォシュレットアプリコットP(擬音装置「音姫」付きエコリモコン) TCF5830AU系
- 自動洗浄小便器 UFS900R
- 洗面器 LS715/LS721C
- 台付自動水栓 TENA12EL/TENA41A
- ベビーチェア YKA15系/YKA16系
- ベビーシート YKA25系
- フィッティングボード YKA41R
- コンパクト・バリアフリートイレパック UADA*11R1A1ASN1WA系
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